メンバー:とりや(L)、りかさん、すみすみ、たばっち(山行記)、Kさん
コースタイム:
木曽川-長良川背割堤探鳥7:20-12:00
木曽岬干拓探鳥14:30-16:30
とりやさんの新春野鳥企画、今年は河川敷の猛禽を狙って一般人は入れない木曽三川の堤防道路に行くことになりました。
ちょうど11月にNHKの中部ネイチャーシリーズで取り上げられていたのですが、この辺りは川の流れが複雑なせいで昔から洪水が多くて大きな被害があったそうです。
江戸時代から治水工事が何度も行われていましたが、明治になってオランダ人技師の計画で、3つの川を完全に分ける大工事が行われて現在の形になったそうです。
今回私たちが狙いを定めたのは、長良川と木曽川の間の細〜い堤防です。長島スパーランドの長島から北に行ったところで、川を分ける為に人工的に作られた堤防道路、こういう地形を「背割堤」と言うらしいです。
堤防道路の入口には門があって鍵が掛けられているので普段は入れませんが、とりやさんが管理所に申請して鍵を借りてきてくれました。
歩いて行くと鳥に見つかって警戒されるので、今回は車で移動しながら観察します。
自転車は入れるのでたくさん走っていました。時々私たちと同じように鍵を借りて入った車も通っていきますが、ほぼ貸切状態でゆっくり走れるのでバードウォッチには最適です。
自分の車は赤いので目立つので、ちょっと野鳥観察には不向きだったかもしれませんが、後ろのリカさんチームと2台でうろうろ。こちらが気づかなかった場所で鳥を見つけて止まってたりするので連絡を取り合いながら進んでいきます。
川の中にはいくつもの杭が直線に並んでいて、その上で鴨が日向ぼっこしています。
この杭はケレップ水制といって、川の流れを緩やかにする為に作られたそうです。
私は素人ですが、鈴ハイ野鳥部のメンバーは次から次へと鳥を見つけます。ヒヨドリ、これはよく見るので分かります!集団でピヨピヨと騒がしく移動して何か実を食べていました。
とりやさんがノスリがいるよと、そちらを見ると猛禽類の大きな鳥。鷹の仲間はカッコいいイメージだったけど、ふわっとして可愛かった♪
落ち葉の地面に何かいると思ったら、小鳥がちょこちょこと動いている。小鳥も可愛いです!ジョウビタキちゃんでした。
車の中ですが、窓を開けて走っていて、暖房も切ってしかも歩いていない、運動せずじっとしてるので寒い寒い!
開始早々に私はトイレに行きたくなり道の駅に駆け込むことに。なんやかんやで1往復して、次は場所を変えて海の方へ。
海の向こうに長島スパーランドの観覧車が見える田園地帯に車を止めて今度は徒歩で堤防を散策。その筋の人には有名なスポットのようで、私たちと同じ目的のような怪しい車が田んぼの回りをぐるぐるウロウロしていました。
夕方になるとハイイロチュウヒが帰ってくるはずと見張っていましたが、そうかな?というのが現れたみたいでしたが私の目には映りませんでした。でも夕焼けの電線に小さいのが沢山見れて満足。
とりやさん、同行の皆様、ありがとうございました!
記:たばっち
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