≪メンバー≫たばっち、めぐち
≪コース≫ 朝明駐車場(7:30)-中峠(8:53)-大瀞(9:30)-お金明神(10:00)-作ノ峰(11:00)-ワサビ峠(11:20)-クラシジャンダルム(12:20)-イブネ(13:00)-杉峠(14:00)-御池鉱山跡(14:20)-コクイ谷出合(15:07)-根の平峠(15:50)-朝明駐車場(16:45)
鈴鹿ハイキング倶楽部は鈴鹿山脈を基点に置く登山サークルである。
たまにアルプスや八ヶ岳など、ミーハーなところも行っちゃったりするが、私たちのホームは鈴鹿なのである。
その鈴鹿を一番楽しめる季節は春!新緑と花が咲き乱れるベストシーズンがまさに今!(もちろん冬も秋も良いけど)
今鈴鹿を歩かずしていつ歩くのか!?
みんな残雪のアルプスとか行ってる場合じゃないよ!!!
ということで、めぐちと2人で鈴鹿の良いところを巡るプランを立ててみました。本当は御池でテント泊をしたかったのですが、自分が風邪をひいてしまったため日帰りに変更し、めぐちが行ったことのないというイブネを目的地にしました。
折角なので美しい大瀞の徒渉とあまり一般の登山者には馴染みのない珍しいお金明神も組み合わせて、クラシのジャンダルムも通る周回コースにしてみました。こりゃあトレーニングとしていっぱい歩きたいというめぐちも満足するに違いない!
まずは朝明の大駐車場を出発して中峠へと向かいます。昨年のセルフレスキュー訓練で通ったコースですが、昨年は雪がたくさん残っていて苦戦したところが今年は雪はなくコースは明瞭です。ただしあまり歩かれていないようで、少々荒れていました。
中峠からは下りですが、こちらも踏み跡は少なめです。落ち葉に滑ってこけたりしながら愛知川に到達。大瀞の徒渉は初めて来たとき石がめちゃくちゃ滑って大勢でドボンしながらも、ワイワイと渡るのが楽しかった思い出の地です。
今回は2人。しかもめぐちは沢ガールなので安心です。彼女は今回歩荷トレで荷物が重いのでバランスが取り辛そうでしたが、マジでココ渡るの〜?とか文句言いながらもストックを上手に使ってスムーズに渡ることが出来ました。流石や。
渡り終えるとしばらくは愛知川沿いを歩きます。以前1人で来たときは取り付く尾根を間違えてお金明神に辿り着けずに稜線にあがってしまいましたが、今回はちゃんと地図読みしながら行ったので無事到着。看板も出ていて踏み跡もあります。
お金明神は横から見ると人の顔のように見える不思議な形の岩です。祠や賽銭などもあります。昔この辺りで暮らしていた人々の信仰とか、歴史の一端が垣間見える場所です。
普段無感動なめぐちもヘェ〜と感心しているように見えます。シメシメ。
次は尾根を登ってクラシのジャンダルムと言われる細尾根を通ります。まあジャンダルムという名前はにしては…という意見もありますが、良いじゃないの。手軽に行けて一般登山者の私たちがチョコっとスリル(?)を味わえる場所。
急登で息が切れますが、途中にイワウチワの群落やシャクナゲ、ヤマシャクヤクまで現れて休憩花見をしながらのんびり登ります。今年は本当に花が鮮やかです!
ヒーヒー言いながら登り切り、稜線に出ました。お待ちかねのイブネの苔の台地です。
年末に来たときは凍りつく灰色の世界だったけど、今は鮮緑の絨毯が広がる和風の庭園となっており、沢山の登山者で賑わっていました。
気持ちの良い稜線歩きを堪能して佐目峠へ。めぐちに名所おしり岩を紹介して杉峠に下りてきました。ここからはいつもの千草街道コース。
御池鉱山跡の集落を見学して枝が折れちゃってる大きな杉の木を越えて根の平峠〜朝明に下りてきました。
しっかり歩けて鈴鹿の良いところを巡り花も見られる我ながら素晴らしいコースだった!
楽しかったねー、めぐち♪
え?歩荷トレーニングでちょっと歩きたかっただけなのに激しすぎるコースだった?騙されたって?
ええー?(⌒-⌒; )16キロも背負ってるからだよ。また行こうね♡
記:たばっち
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