コース:1日:10:00 濁河温泉登山口 ~ 12:29のぞき岩避難小屋 ~ 14:12五の池小屋 ~ 15:54継子岳 ~ 16:40五の池小屋(泊)
2日:6:32五の池小屋 ~ 9:22 摩利支天山 ~ 10:26 二の池 ~ 11:52五の池小屋 ~ 14:46濁河温泉登山口
メンバー:さなっち、つよっさん、シズちゃん、やっさん
≪1日目≫
『薪ストーブの熱々ピザが食べられる小屋があるらしい』そんな噂を聞きつけ参加してしまいました。それが、案外しんどいとは、まさかこんな絶景が見えるとは!驚きと感動が目白押しの2日間でした。
雨天続きで決行が微妙でしたが、濁河温泉からの登山道にルートを変更して4名で決行しました。
10時登山開始。惨事から2年、御嶽山の麓とあって登山口には献花台があります。入口すぐの七福神を超え、滝を見物して進みます。濁河ルートはひたすら木道続きで、雨上がりで足元がツルツル滑りなかなかの登山者泣かせ。途中、ジョーズ岩、蛙岩、のぞき岩、雷鳥岩があり、つよっさんが毎回ポーズします。
はじめは余裕な私でしたが標高2600メートル辺りから異変が、、、息苦しくてシンドい、しかも、何やらザワザワ気配がするのです。そう、やってきました高山病。私、失速。続いてサナッチ失速。なんとか持ち堪え14時過ぎに五の池小屋へ到着し、気が付けばそこは雲の上でした。小屋の雲海デッキでは電子ピアノの生演奏が登山者をウエルカム。
さすがは五の池小屋です。
昼食後15時頃から、小屋裏にある継子岳山頂を目指し、強風とガスの中ガレ場を進みます。1時間程で継子岳山頂へ到着。長年風雨にさらされた、突き刺すような岩石が何層も積み重なる不思議な世界。突如、鬱蒼としたガスが消え辺りの視界が開けてきました。そこには剣ヶ峰の稜線がくっきりと現れ、目前に雄大な御嶽山が大パノラマでそびえ立ちます。彼方には乗鞍さえ見えます。傾きかけた陽が雲海に差し込み、息をのむような絶景を見ることができました。 やっぱりメンバーもってます。
下山後はお待ちかねの小屋ゴハン。メニューは山小屋とは思えないラインナップ。天ぷら、ご飯、自家製味噌汁に生野菜のサラダまで!う~ん沁み渡る美味しさ。さていよいよお目当てのピザタイム。どうやら小屋のお客さんが沢山オーダーしたようで薪ストーブには絶え間なくピザが投入されていきます。
木造で、まだ新しい小屋はアルコールランプの優しい灯が灯り、薪ストーブを取り囲んでピザが焼けるまで、わいわいお喋りしながら、のんびり待ちます。小屋の女性が電子ピアノでジブリを演奏。ちょっとしたライブがはじまり、ますますマッタリ感が加速、ヤマ話に花が咲きます。
私達のピザが運ばれてきました。結構大きいなマルゲリータ風。カリカリ感がたまらないチーズたっぷりで美味しい・・・はぁ来て良かった~ お腹もココロも満たされた五の池小屋の夜でした。
巻きストーブでピザを焼いてくれます(これが食べたかった^^)
お待ちかねのピザです。思わずがっついてしまいました(^_^;)
記)シズ
≪2日目≫
五ノ池小屋の朝は雨でした。
しばらくすると雨は止んだのですがガスが濃いです。
これは雷鳥チャンスではなかろうか!
継子岳の方へ、さなっちと探しに出ましたが残念ながら幻に終わりました。
ガスが薄くなったので摩利支天へ向けて出発です。
ここから気分が上がりまくります。
まずは梅雨時期か秋雨時期の雨上がりぐらいしか見れないという幻の六の池がお出迎え^^
幻で終わった雷鳥を忘れさせてくれました。
摩利支天に到着するとそのタイミングでガスが晴れて最高の景色が広がります♪
その後、賽の河原に下りるとガスが出てきて怪しい雰囲気に・・・
二の池小屋も半分崩れていて寂しい感じです。
二の池もガスで幻想的で真っ白です。
が、ここでまたもガスが晴れます。
池の色が綺麗です。クリームソーダかバスクリンです。
さっきまで、なんか出そうだった二の池小屋も、もう怪しくありません。
なんて、いい日なんだって感じです。
あそこに見えるのは、年に数回しか現れない幻の六の池!!(メンバー持ってます^^)
さぁ、後は五ノ池小屋でケーキです。
チョコケーキかシフォンケーキかぜんざい、どれにするか悩んだのですが・・・
シフォンケーキはふわふわでした。
チョコケーキは甘く、ミルクティーによく合います。
ぜんざいは焼いたお餅が3っつも入った上にココナッツミルクまで入っています。
3っつ共、正解でした^^
やっぱり今日は、いい日でした。
違う季節にもまた訪れてみたいですね。
小屋に戻ってお待ちかねのケーキを食します^^ 日によってケーキの種類は違うらしい。
無事下山。下山では登りに聞こえたシズちゃんのお友達の声は無かったです(笑)
記)つよっさん
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