
<メンバー>
たろー、こうじ、けい、すがちゃん
<コース:1日目>
中ノ湯ゲート(9:15)~太兵衛平(10:00)~霞沢岳西尾根~Ca1970m泊地(14:00)
<コース:2日目>
泊地(6:00)~霞沢岳(8:50)~泊地(10:35~11:20)~太兵衛平(13:15)~中ノ湯ゲート(13:50)
年末に悪天候で中止した霞沢岳西尾根。年明けに再企画したら若者二人からのエントリー。年齢が私の半分しかない彼らについて行けるか心配だったが、重い荷物は任せて楽をしようと決めた。最終的にはこうじさんのエントリーもあり、若者二人、おじさん二人の山行となった。
坂巻温泉は駐車場争奪戦になるらしいとの情報だったので、無理せず沢渡駐車場からアルピコバス(要予約 1100円)で中ノ湯まで移動する事にした。これなら朝ゆっくりで良いし怖い車道歩きも無いからね。バスには我々と同じく上高地へ向かうだろう登山者がたくさん乗り込んでいた。


中ノ湯のゲート前はびっくりするほどのたくさんの人。坂巻温泉から歩いている人、我々と同じくバスで来る人、タクシーでやってくる人。テント泊装備の人もいればそれでいいの?って思う位軽装の人もいる。冬の上高地もメジャーになったもんだ。環境省の人がアンケートを取っていたが、我々は上高地には行かないので良く分からないと答えて出発。釜トンネルは照明がついていて歩きやすかったけど、その次のトンネルは暗かった。


中ノ湯ゲートから45分ほどで太兵衛平。林道には複数のトレースがあり、西尾根の取り付きにはテントが張ってあった。我々もトレースを辿って尾根に取り付くが、ラッセルになった前回と違って楽に尾根に乗る事が出来た。




さあ、ここからは黙々と高度上げ。霞沢岳西尾根はヘッ?と思う位急登で雪山テント泊フル装備が肩にずっしり食い込んで来る。すがちゃんは110リットルの超巨大ザック、けい君はたくさんの装備を外付けしており、見るからに重そう。こうじさんは靴に違和感があるみたいで何だか痛々しい。今日のハイクアップはせいぜい500m位なので余裕のはずだが長く感じる・・。


途中、今朝出発してもう下山してきたツワモノ(変態)とすれ違いながらも頑張って足を進めてきたが、前回泊まった平坦地(1970m付近)でもうギブアップ。まだ4時間ほどしか歩いていないが今日の泊地を決める。


整地をしてテントを張って水作りのルーティンが終わってもまだ17時。おつまみで持ってきたはんぺんを焼きながら乾杯。頑張った(?)あとのビールはやっぱりうまい。


今日の献立は鍋。食べ盛りの男子4人いるので肉は1kg以上担ぎ上げてきたが、みなでペロリと平らげてしまった。外は風が強いがテントの中はぬくぬく。ごはんを食べたらやる事も無いので20時過ぎにはシュラフにもぐりこんだ。個人的には阿弥陀岳チームの動向が気になって下山を確認するまで眠れなかった(テン場では電波が通じた)。


翌朝は6時出発。まだ暗いなかヘッデンでスタートする。テン場のすぐ上は急斜面になっていて、トレースが崩れて苦戦した。


夜が明けて明るくなってくると樹林の向うに乗鞍岳がピンク色に染まっている。今日はいい天気だ。気温も高めで登頂にはもってこいの条件だ。



2400m付近に張ってあったソロテントを見送ると樹林帯は終わり、ナイフリッジが現れる。トレースはあるものの雪は柔らかくバランスを取るのに苦戦した。難しい所へ行く前にはちゃんと慣れておいた方がいいなあ。


核心の岩場は雪が少なく残置ロープが使えたので全員フリーで通過。ナイフリッジをもう一つ通過したらあとは山頂まで見渡す限り青空のビクトリーロードだ。





若者達は軽快に登って行き、おじさん二人は頑張ってそれについて行く。風はそれほど強く無く、新しく買ったフェイスガードとサングラスで何とかなるレベルだった。






頂上で思う存分景色を楽しんだら下山。岩場もクライムダウンで何とかなったのでとてもスムーズ。登りの半分の時間でテントに戻る事が出来た。途中日帰りパーティー7~8人とすれ違ったけどみんなすごいなあ。(ここは日帰りの山かもしれない)




テントを撤収したら再び下山。重い荷物と柔らかくなって来た雪に何度も足を取られたけど、ここでも登りの半分の時間で太兵衛平に到着。中ノ湯ゲートで待機していたタクシーに乗って車を回収し、平湯の森で汗を流して帰名した。




2日間の行動時間はトータルで12時間ほどだったので、テントの撤収時間や重荷でペースが遅くなる事を差し引くと十分日帰りで行けた山行だったけど、装備の重さへの慣れ、狭いテントで過ごす事への慣れを考えるととてもいい練習山行になった。
参加の皆さんありがとうございました。
記)たろー


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