メンバー:次郎、たばっち、えだこ、なお、ふみふみ、たろー(やっさん、登山道)
コース :しらび平駅(5:55)~西横川入渓(6:05)~西横川遡行~長谷新道・遡行終了(11:00)~千畳敷カール(12:00)~千畳敷駅(12:10)
10月の三連休、ちょっと欲張って越後の名渓米子沢遠征を企んだが、三連休中日に生憎の天気予報、泣く泣く日帰り沢に変更する。行き先は去年事情があって行けなかった木曽駒ヶ岳の西横川。中央アルプス沢が2週続くがまあいいだろう。
日帰りにすると思ったよりもメンバーが集まって6名+1名の大人数。バスの始発に間に合うように深夜に車を走らせる。
毎度の事ながらこの時期の駒ヶ岳ロープウェイは激混み。バスの始発(5:00)の1時間前から列が出来ている。すばやく並んだお陰で2台目のバスに乗る事が出来た。
バスに乗る事1時間、途中、登山道で千畳敷を目指すやっさんを見送りしらび平駅で下車。うーん、ちょっと寒いかな。ロープウェイで千畳敷に向かうハイカーたちはみんなダウンにニットの帽子で防寒対策をしっかりしている。そんな中、沢登りの準備をしているメンバーたちは「本当に沢に入るの?」という顔をしているのをなだめて出発。
寒い~、本当に沢行くの?
少し道路を戻り、橋の袂から入渓。やはり他に沢パーティーはいないようだ。入渓してしばらくは以前に来た時と比べ何だか雰囲気が違うような気がする。あちこちに土砂崩れの跡があり、砂の上に大岩が乗った不安定なゴーロが続くので足早に通過する。
谷の中に日が当たり出すと暖かくなって気分も明るくなってくる。30m滝は左から越える。それ程難しくは無いが念の為、ロープをだして確保する。中腹辺りは紅葉も美しく青空が気持ちいい。
順調に高度を上げてきたが空にはいつの間にか雲がすごい速度で流れ出している。予報では午後から曇ってくるらしいが予報は正確だ。
水が乏しくなり、そろそろ登山道と交差しても良い頃なのにと思いながらふと見下ろすと少し離れた場所に木の梯子が見える。どうやら行き過ぎたようだ。少し下って長谷新道(廃道)に合流。
長谷新道は荒れているとは言いながらまだまだ歩くには十分な状態を保っている。尾根を大きく乗り越すと千畳敷が見渡せるが、稜線はどんよりとした雲に覆われている。うーん、やっぱりこうなったか。やっさんとの待ち合わせは浄土乗越しだが、この天気では稜線に上がるのは気が進まないなあ。
進むにつれ、ロープウェイのアナウンスが大きく聞こえて来る。雲はどんどん下降してきて稜線はおろか、ロープウェイの駅舎もガスの中・・。
千畳敷きに入るとこんな天気でもたくさんの観光客で賑わっている。稜線に上がるのはちょっと無しだなあと思っていると、何と前からやっさんがやってくる。やっさんは予想よりもかなり早く到着したが、雪が積もってガスガスの稜線を見てどうせ上がってこないだろうという事で降りてきたようだ。うーん、まさに以心伝心。さすが鈴ハイ、レギュラーメンバー。
記念撮影の後、下りのロープウェイの整理券を貰うと何と2時間待ち。寒気が入っているせいで辺りは無茶苦茶寒く、(池の水が凍っていた!)。みんなありったけの防寒着を来て昼食、そしてひたすら待つ。
やっとの事でロープウェイに乗り込み、バスを経由して菅ノ台まで戻ってくるとさっきまでの寒さは嘘のよう。温泉で温まり、ソースカツ丼を食べて名古屋まで戻る。
色々在ったけど楽しい沢登りでした。参加の皆さんお疲れ様でした。来年はみんなで中御所谷に挑戦したいなあ。
記)たろー
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