2025/10/15-16 火打山・妙高山ダブル百名山!のはずでしたが💦


<メンバー>
りかさん(L&記)、すみすみ
<コース>
笹ヶ峰駐車場登山口P7:00→黒沢橋8:20→富士見平10:40→11:20高谷池ヒュッテ12:30→天狗の庭12:50→
14:15火打山14:50→14:00高谷池ヒュッテ(泊)6:15→8:15黒沢橋→9:18笹ヶ峰駐車場登山口P


<山行記>
あれは春まだ浅い上越へのお花山行の途上。

後立山連峰を横目に通り過ぎ、さらに北上する車窓に突然、白銀の峰が現れて、長時間のドライブに疲れた目がパチッと開いた。

火山特有の頂上の形状、それまで積雪がなかったのに、いきなり現れた雪原の裾野からそびえる圧倒的な迫力の白い山塊。

北アルプスから遠く眺めたことはあるけど、妙高山ってこんなかっこいい山だったんだ!

ということで、いつか登りたい山の筆頭になってしまった妙高山でしたが、グリーンシーズンに行き損ねたので、それでは秋の紅葉を!と10月に火打山から妙高山への周回コースを企画しました。

幸いメンバーが集まりましたが、土日予定の2日目の天候が悪く、2名がリタイア。
相談の結果、初日はお天気も持ちそうだったのでとりあえず火打山だけは登れそうと、女子2日、はるばる三重県から長距離ドライブで出発しました。

初日は笹ヶ峰登山口に夜中に到着し、車内で快適に仮眠です。

登山口にはこんなゲートがあります バッジ類の自販機も!

途中の高谷池ヒュッテに余計な荷物をデポする予定で、火打山に登頂したあとは、ヒュッテでのんびりできるため、ぐっすり寝て朝もゆっくりめに出発しました。

登山口からしばらくはゆったりとした木道歩きですが、黒沢橋を過ぎて間もなくすると十二曲がりのジグザグ急登。

歩き出してすぐ靴洗い場があり、下山時に利用しました

整備されていて歩きやすい

ここは案外すんなりクリアーし、案外楽やん、と思ったらむしろそこから先の方が急だったり歩きにくかったり。

12曲がりを数えながらクリアして、やれやれと思いますがまだまだ登りが続くのでした 笹の根っこ道は歩きにくい!

それでも予定通りに高谷池ヒュッテに到着し、まずはヒュッテにチェックイン(実はここで私のうっかり予約ミスでひと悶着あり)、お部屋に荷物を置いて優雅にカフェタイムを楽しんでから、火打山にむけ出発しました。

三角屋根の高谷池ヒュッテ 新館と旧館に分かれています
おしゃれなスイーツもあるよ
チーズケーキにチャイでほっこり

すみすみちゃんは楽しみにしていた高谷池の池塘の眺めに大満足。

曇りがちの鈍色の空でしたが時折り青空ものぞき、目指す火打山の頂や活火山の焼山も姿を見せて、終わりかけの紅葉に彩られた高層湿原、天狗の庭の秋の風景はまさに絶景!

奥に見える焼山は唯一の活火山 左手が火打山になります

火打山へのルートもよく整備されていましたが、雷鳥平からいったん下っての最後の長い木階段は、天に上る竜にも見えてなかなか足にこたえました。

ラスボス?の階段 よく整備したなぁ
おちびさんコンビで登頂!今日はここまで!

曇天のため、残念ながら北アルプスや日本海の眺めはお預け。
殺風景な頂上は寒いので風を避けて軽食をすませ、下山して、楽しみなごはんタイムを待ちます。

夕食のメニューはカレーとハヤシのあいがけ、真ん中に白米の堤防を作り、両側から堤防を崩して少しずついただきます。
手作りというルー、素朴な味で美味しくいただきました。

食堂には大きな液晶モニターがあり、食事中妙高・火打の録画を流してサービス。

寝室は布団のほかに荷物を横にゆったりおけるスペースがあり、カーテンで1人ずつ仕切られて静かで快適。トイレもきれいでした。

居心地の良い食堂兼談話室 奥が自炊室になっています
おふとんスペース横にゆったりと荷物がおけます 物干しがあるのもありがたい インナーシーツ持参です

2日目の土曜日は前線通過で大荒れ、妙高山は雨まじりの強風が吹き荒れる予報だったので、午前中に下山し、温泉に入って、近くの苗名滝やビジターセンターを観光して帰りました。

泊りのみなさんはほとんど下山しましたが、少数が妙高山に向かいました 我々は今回は妙高山はお預け お天気のいい時にまた来ましょうね
散紅葉もきれい 山上は紅葉終わりかけでしたが、登山道脇はじゅうぶんきれいでした
曇りだったけどイエロー、レッドと鮮やかな彩り

妙高山は残念でしたが次回のお楽しみということで。
それ以外にもみどころいっぱいのエリア、ぜったい再訪したいぜ!

アルプス以外でライチョウが見られる山はここだけ 残念ながら発見できませんでした
お友達にきいて、下山後に滝見物 苗名の滝というそうです
ビジターセンターも見学 展示もカフェもよかった 晴れた日には正面にいもり池に映る妙高山が見えるのですが残念

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