メンバー:たろー(L)、ふみふみ、ゆう、けい、たまちゃん(記)
コース1日目:左門岳登山口(10:00)-謎のヘルメット(11:30)-左門岳(13:00)-沢ノ又 入渓(13:30)-トチノキのテン場(16:30)
コース2日目:トチノキのテン場(8:15)-大平出合い(8:30)-桃源郷(11:30)-モノレール尾根(12:00)-モノレール尾根を下って登山道合流(13:30)-左門岳登山口(14:00)
ナメコを狙って奥美濃に行ってきました。
僕は“水曜スペシャル川口浩探検隊”に憧れて沢登りを続けているのですが、この奥美濃という山域は藪漕ぎ・ジャングル探検にはもってこいの素晴らしいフィールドです。(ちなみに、“水曜どうでしょう”も好きです。)


沢登りにもいろいろなジャンルがありまして、秋のキノコ狩りもその1つであります。
残念なことに?、沢登り=夏の派手な遊び(シャワー系、ゴルジュ突破、大滝登攀etc)と捉えている人が世の中の大多数のようで、それだけだと勿体ないように思います。

さて、上大須ダムの左門岳登山口から出発。酒と食材と夢と希望でザックが重たいような気がしましたが、よく考えたら単純に僕の太った身体が重たいだけでした。全部食欲の秋が悪いのであります。キノコで菌活して腸内環境を整えたい!痩せたい!


まず左門岳のピークを目指して歩いて行くわけですが、まぁ不明瞭です。無雪期の左門岳に登る変人はまずいないと思います。
もしかしたらこの山域は、人より熊のほうが多いのではないでしょうか。僕は万が一に備えてハンマーを握りしめながら歩きました。いつでも戦う覚悟は出来ています。なんならこっちからいったんぞ!?



急登をせっせと登り、汗だくで藪漕ぎ。沢ウェアを着込んだせいで暑過ぎました。左門岳ピークで昼休憩を取った後、沢ノ又に向かって下降して行きます。



この日のためにキノコ図鑑を熟読してきたわけですが、実際現場に来ると種類がわけわかりません。ぱっぱらぱーです。キノコというのは、もはや1つの学問だと思います。




腐った倒木を見つけるたびにナメコがないかチェック。そうこうしているうちに、たろーさんが野生の勘で特大サイズを発見。
ちょっと成長し過ぎて古いかもしれないとのことですが、たぶん食べれるならなんでもOK的な感じでゲットしました。食いしん坊万歳!



さらにテン場のすぐ手前で、食べ頃サイズのナメコ群生を発見。歓喜の瞬間でした。でぶ活万歳!!


焚き火の準備をして宴会の始まりです。もう11月ですが、寒いと思わなければ寒くありません。つまり寒くないということです。ノープロブレム!





お腹いっぱいになり、気絶するように就寝。この季節になりますと、ツェルトの隙間からヒルが侵入して来て頭をかじられることもありません。なんて快適なんだ。爆睡。
そして翌朝目を覚ますと、みんなもう何か食べていました。どんだけ太れば気が済むんだ…?と思って聞くと、ふみふみさんが焼いてくれた“大福マーガリンロール”でした。
その名の通り、マーガリンロールに大福を挟んだ罪悪感の塊みたいなやつですが、これがまたとても美味いのであります。


ゆっくりと支度をして、8時過ぎに出発。カモシカを熊と間違えるハプニングもありましたが、順調に遡行して行きます。お土産用のナメコも大量にゲット出来ました。




大平の上流部は不思議な地形になっておりまして、谷なのか尾根なのかよく分からない桃源郷みたいな場所です。僕の山の師匠(藪ヤさん)は地図読みマニアで、こういう変な地形を見るとよだれを垂らして喜んでしまうので、またいつか連れてこようと思います。



昼頃にモノレール尾根に上がり、そのまま尾根伝いに下山開始。落ち葉で滑りやすくて、とてもエクストリームな下山になってしまいました。



ご一緒してくださった皆さん、ありがとうございました。僕は明日からダイエットに励もうと思います。
おしまい。
記)たまちゃん



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