御池岳 幽玄のテーブルランド 2025.01.11

幽玄のテーブルランド

<メンバー>
たろー、ぱろちん、さっこ、けい

<コース>
藤原簡易P(6:40)~木和田尾巡視路~小向山(8:05)~白瀬峠(10:00)~真の谷(10:15)~テーブルランド東端(11:15~11:55)~奥の平彷徨~御池岳(13:05)~カタクリ峠(13:45)~白瀬峠(14:45)~小向山(15:45)~木和田尾巡視路~藤原簡易P(16:45)


 今年の冬は雪が多い(今のところ)。新しく買ったスノーシューを試したくて奥美濃スノーハイクを計画しましたが、ちょっと降り過ぎました。前日に名神高速が通行止めになり(これは過剰だと思いますが・・)峠への道も真っ白に。雪があり過ぎて登山口に辿り着け無いといけないので、確実にアプローチ出来る鈴鹿の御池岳へ転進です。

 鈴ハイに入った頃、雪の御池岳ははあこがれの山で、どのコースで登れば効率良くたどり着けるかいろいろと試行錯誤したもんです。今回は冬の定番コースになっているという白瀬峠から真の谷へ降りるルートを選択。(なんだか懐かしい)

 藤原簡易Pに集合し、鉄塔巡視路から木和田尾へ。麓の家の屋根にも雪が積もって雪国のようです。

雪景色

 巡視路に入っても思ったほど雪は多く無く、壺足で普通に歩いて行けます。久しぶりの鈴鹿、久しぶりの御池岳に何だかテンションが高くなってしまい、さっこちゃんの添乗員トンデモ裏話をネタにずっとおしゃべりしながら歩いていました。

雪はそれほどでも無い
少し深くなってきたかな
木の影が美しい

 白瀬峠分岐でスノーシューを履き、いよいよ試運転。でもルートはトラバースで雪もそれほど多くなかったので少し歩き難かったかな。(それ以外ではいい仕事してくれました)

スノーシュー装着
白瀬峠へのトラバース道
ラッセルできるならどこでもよいと言っていた けい君

 白瀬峠から一気に真の谷に下り、そして登り返し。スノーシューを履いて先行者のトレースを辿るとそれはそれは快適でまるで階段を登っているみたい。あまりにも快調なのでペースも上がり、けい君、ぱろちんを引き離し、ラッセルしている先行チームに追いついてしまいました。でもゴール間際で先頭をかっさらうと感じ悪いので、おとなしく3番手でテーブルランドに到着。

真の谷に降りる
そして登り返し
霧氷の森
氷の花が咲く
3番手でテーブルランドへ

 テーブルランドはこれまでの青空はどこへ行った?って感じのガスと強風・・。わざとトレースを外して登ってきたけい君以下のメンバーと合流し、ツエルトを被って昼食を摂りました。

ももラッセルのけい君
辿り着いたテーブルランドはガスガス
ツエルトを被れば暖かい

 昼食を摂った後はテーブルランドを彷徨います。ノートレースの雪原を歩くのは気持ち良く、20年前にテント泊で訪れた時の事を思い出します。あの時のメンバーは今何してるかな~。

雪のテーブルランドを彷徨う
ガスが濃い
幽玄の世界
懐かしいなあ

 ボタンブチを目指してテーブルランドを北上していきますが、ガスは一向に晴れる気配がありません。視界も10~20m程で方向感覚を失いそうになるので、丸山(御池岳)に向かいます。途中、トレースに合流するとすんなりと丸山に到着。帰路もトレースに従ってカタクリ峠~白瀬峠へ尾根を歩き、往路を辿って藤原簡易Pまで戻りました。

丸山を目指す
記念撮影
カタクリ峠
下は晴れてるんだけどなあ・・

 4年ぶりの雪のテーブルランドは青空に樹氷とはいきませんでしたが、とても懐かしく、ふるさとに戻ってきたような気がしました。また、みんなで御池岳テント泊が出来るといいなあ。

 参加の皆さんありがとうございました。

記)たろー

 

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