〈コース〉
1日目 天神平駅(8:00) 〜熊穴沢避難小屋(8:40) 〜天狗の溜り場(9:10) 〜トマノ耳(10:00) 〜オキノ耳(10:20) 〜一ノ倉岳(11:46) 〜茂倉岳(12:15-12:50)〜武能岳(14:40-15:00)〜蓬峠(15:40)
2日目 蓬峠(6:10)〜七ツ小屋山(7:20)〜清水峠(08:05-08:20)〜ジャンクションピーク(10:35)〜朝日岳(10:55-10:20)〜笠ヶ岳避難小屋(12:15)
3日目 笠ヶ岳避難小屋(6:00)〜笠ケ岳〜白毛門(7:00)〜白毛門登山口駐車場(9:00)
〈メンバー〉
つよっさん、せい
1日目(記 せい)
今シーズンは個人山行含めて既に5回敗退している。一方で山頂まで行けているのは雪の少ない時だけ。今年は何も成長していない。何も出来ていない。
俺は負け癖がついてしまった。そんな気分のまま谷川岳へ向かう。天気は快晴。西黒尾根で泣いちゃうかもしれないからロープウェイで。
これだけお膳立てしたら少なくとも谷川岳は行けるだろう。周りにたくさん人がいるし。それに今日はつよっさんと一緒なんだ。
天気はスーパー快晴。トレースもバッチリあり谷川岳(オキノ耳)までは難なく進む。
一ノ倉岳までの雪稜を見て心拍数が上がる。カッコいいけど怖い…!少し進むと踏み抜く。それは、ただの踏み抜きじゃない。クラックが多いんだ。体ごと埋まったり雪庇ごと滑落するかもしれない。行けるのか俺は?
負けが続いて少しイップスにかかっていた。なんたって雪の稜線は久しぶりなんだ。しょうがないだろ。
谷側に落ちすぎず雪庇に近づきすぎず、クラックを見極めながら、一歩一歩確実に進む。胸はドキドキだ。
ふと後ろを見るとそれはおさまった。俺の後ろにたくさんの人がついてきていたんだ。自分が引いたラインで進んでくる。そうだ、俺はノートレースが好きなんだ。真っ白の雪に道をつくることに快感を覚えるんだ。自分の仕事をして正気に戻った。
それから先は緩めの稜線歩きだ。快晴と雪稜と、この素晴らしい山域に、言うことなしだった。
2日目 (記 つよっさん)
予定通り朝目覚めると、予定通りの快晴!
抜けるような青空の中、清水峠を目指す。
清水峠で大阪から反時計回りで馬蹄型にきた方とすれ違い、往復しか売っていなかったロープウェイの余ってしまった下りの券を割引で引き取ってもらう。
さて、本日は朝日岳手前で幕営、笠ヶ岳避難小屋で幕営、下山と考えていましたが相談しながら行きましょうと進む。
まずは朝日岳。すんごい広々とした雪原えで気持ちよさそう♪だけど昼前やしなぁと進む。
次は笠ヶ岳避難小屋。まだ昼過ぎだけど、下山するには勿体ないと天気が良すぎるため停滞を決める。避難小屋は湿っているのでテントを立てることにしたのですが、昼寝したりしてのんびり過ごす。
夜に少し風が吹いたが朝まで良く寝れました。
3日目(記 つよっさん)
これまた、いい天気!
下りるのが勿体ないが下山に向かう。
白毛門からの下りは下り初めの雪壁よりも雪が減ってきてからが辛かった。
無事、下山して三年越しの冬季谷川岳馬蹄型縦走を完歩できました。
午前中に下山で来たので11時~14時までしか日帰り入浴できない秘湯 法師乃湯へ
すんごい温泉でしたが、体を洗ったりできる雰囲気ではなく、ちと下山後には向かなかったかも(禁止ではないけど、洗い場なし石鹸が2か所に置いてあるだけ 女性は別の風呂あるので洗い場あるかも)
しかし、昼の短い日帰り入浴時間で混浴。今回しか来るチャンスがなかったと思うので良かったです。
まとめ)せい
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