〈メンバー〉 いさお、なべちゃん、しま
〈コース〉 林道ゲート(8:45)~行合(9:30)~50m滝(10:00)~蛇の目滝(10:35)~二俣(12:30)~林道ゲート(14:50)
早いもので、今年も10月に…
沢の季節はあっと言う間に終盤戦か…
先ずは西ノ谷林道のゲート前まで
3台くらいは止めれそうでした。
適当な所から沢へ降りました。
直ぐに淵と廊下が始まりました。
ウォーミングアップもそこそこに、エイヤ~と泳ぎました!
安心して下さい!全然泳げますよ!
超気持ちいい~(僕の気持ちいいは北島君以上ですよ!沢を楽しむ天才)
沢はまだまだ旬でした!外気温が下がると割りと実は泳ぐと温かく感じるのかもしれないな。やはり沢では踏み出す勇気と馬鹿になるとなんでもできるな!
大きな釜は積極的に泳ぐ!楽しい~!
泳ぎ楽しい~!
そして、僕の好物の行合廊下!いぇい!
絵馬小屋の行合と同じ横幅間隔と反り角度だった。
泳いで突破。秋の沢は水が引くので泳ぎ沢はオススメです!
しかし、理解してもらえないけど…
そして45M滝、これは、右岸から巻き上がりますが手強い。
途中から壁が立ってロープを使用。
いさおさんがスルスルと登るので楽なのかと思ったら、けっこう渋かった。
それから、1度左に沢を離れてルンゼまで逃げると越えられます。
巻きは焦ってもダメ、上がり過ぎもダメ
滝の音に耳を澄まして、イメージをする想像力が大切。
経験を積むと何か解る事。但し、大滝になれば成る程、巻きは格段に難しくなる。
この沢は大勢で来たらかなり厳しい沢になると思う。
巻きの大人数でロープを出すとかなりの確率で敗退する、若しくはヘッテンになるかな。
この後、蛇の目の滝60M。
この巻きもかなりレベルが高い。
この滝は、上段から右にヒョングリして下段の滝。良いバランスを感じる。
そして、白い滝を例えて、蛇の目かな?
右岸から巻き。
隣の沢まで逃げて登ると壁の弱点が出る、そこでロープを出す。
するとクライムダウンで降りられる。
蛇の目の有名人は知ってますか?
僕はなに世代?X世代?確かに中学生の頃はXジャパンが流行っていたな。
余談でした。
ここでお昼御飯。核心は過ぎたな。
直ぐに肩まで水に入ると、ここからは水が急に冷ちぃ~ゾ!
しかし、今日の沢メンバーは冷たい程に闘魂が注入されるので、まったく問題ないのです。僕らのハートは常に水温とは二律背反なのです。つまりはプラスマイナスゼロ。
最後まで登れる滝に泳ぎ、それから厳しい巻きとここは、秀渓だ。
沢の3拍子が良いバランスで成立してる。ミシュランで例えると星2.5かな?
何よりアプローチと下山が楽で詰めがないのはありがたい。
しかし、本当の核心はここから…
帰りの林道が大岩で封鎖…
いさおさん的に言うと林道の中心でお母さんを叫ぶ展開に…やべな~
3人で押してもびくともしない…
今日はビーストパワーズのたろーさんもアルプスの紅葉見学に行ってるし…
しかし、僕らは諦めない、どうして、それは、沢屋さんだから…
諦めない心は沢での最大の武器だから。
ロープとカラビナにスリングを駆使すれば倍力システムは作れる。
そして、困れば困る程に燃えてくる。
コロを引く、そして、グレーチングを利用してテコの原理を使う。
小さな力で大きな力にヤンマーディゼルーと叫ぶと大岩は谷底へ!いぇい!
僕たちはまた一つ試練を乗り越えた!
YES WE CAN!
良い経験値を積んだよ!
こういうアクシデントは楽しい!
沢は、困難を楽しむ能力がとてもつくスポーツな気がします。
自分にはとても大切な事を学んでいるような気がします。
今の自分を成長されたいなら沢はオススメです。と言っても中々に解ってもらえずの今日この頃ですが…
記) なべちゃん
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