<メンバー>
たろー、もっちゃん、おりえ、いさお、おすぎ、けい
<コースタイム:1日目>
RW西穂高口(9:50)~西穂山荘(11:00~12:30)~独標(13:45)~引き返し点(14:10)~西穂独標(14:30)~西穂山荘(15:10)
冬季北アルプス入門の西穂高岳に行ってきました。私は4年前に続き、2度目の挑戦です。
新穂高ロープウェイで楽々2200mへ。ロープウェイからは青空にそびえ立つ西穂高岳や槍ヶ岳、笠ヶ岳がよく見え、気分が高まります。西穂高口駅の雪の回廊は、今年は雪が多いのでとっても背高のっぽさんでした。
西穂山荘まではトレースがしっかりあり、つぼ足で1時間ほどで到着。
テントを張り終わるころにはあたりはガスに包まれ、あの青空はどこへやら。それでも明日の下見をするため、独標付近まで行くことにしました。
時たま青空がでることもあり、やっぱり雪山+青空は最強ですね。
独標の少し先にいやらしい岩場の下りがあったのですが、みんなそこもクリアし、本日はここまで。アイゼン&ピッケルワークが確認できて、明日の本番に少し余裕ができたかな。
テント場に戻ると、テントがびっしり。さすが3連休。最終的に30張くらいになりました。夜ごはんは、たろーさん特製ぺミカンシチューとレバーペースト(絶品)。レバーペーストまた食べたい!
つづく
<コースタイム:2日目>
西穂山荘(6:45)~西穂独標(7:40)~ピラミッドピーク(8:20)~西穂高岳(9:20~9:45)~ピラミッドピーク(10:30)~西穂独標(10:50)~西穂山荘(11:25~13:00)~RW西穂高口(13:45)
2日目は朝日が昇るなか出発。天気予報どおり高曇りだけど、昨日ガスでまったく見えなかった山々が見えるだけでホホが緩みます。
独標直下の上りは、雪が多いのとたくさんの踏みあとでかなり歩きやすくなっていました。
独標からはさらに気を引き締め、岩にアイゼンをひっかけないように一歩一歩確実に進みます。
独標から先もたくさんの人が登っていたので、トレースばっちりで迷うところなし。4年前と比べると、西穂独標より先へ進む人が多くなった気がします。
登りきった西穂高岳山頂は、せまいのでプチ密状態。ザックをおろしてゆっくり休憩することはできなかったけど、みんな思う存分写真を撮りまくり、登頂の喜びをかみしめました。
さて、ここからがこの山行のハイライト。山頂直下の急斜面下山が1番の核心部です。雪と岩のミックスなので、アイゼン前爪とピッケルを確実に突き刺しながらクライムダウンでおりました。少し雪は柔らかかったけどまだおりやすい雪質だったので、怖さは感じませんでした。雪質によって難易度がかなり変わってくるのも、雪山の面白さの一つです。
テント場に戻ったあとは、西穂山荘で名物西穂ラーメンをいただきました。今回は味噌味。素朴だけどやっぱりおいしかったな。
初登頂のメンバーが多かったから喜びも大きかったと思います。それなりにいい条件のなか無事に登頂できてほんとよかった。今回は風速11~13mくらいだったらしいけど、体感的には15m以上に感じました。ゴーグル必須。冬は特に風が鬼門ですね。
記)もっちゃん
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