<コース>
木曽駒荘(4:50)~麦草岳~牙岩~木曽前岳~木曽駒ヶ岳(12:40)~金懸小屋~アルプス山荘(17:50)
行ってみたかった上松Bコース。ソロでは不安なルートですが、強力なメンバーのおかげで、上松BからAコースへ周回することができました。
真っ暗の中スタート。
駐車場には私たちだけ。この日は結局上松Bコースは私たちだけだったもよう。
林道を1時間ほど歩き、渡渉してからさき道を見失い、藪漕ぎになってしまいました。40分くらいさまよいなんとか林道に復帰。ロングコースなのに痛いタイムロス。
尾根にのってからは急登続きで、ひたすら標高を上げます。途中から雪がでてきて、今シーズンの初雪登山となりました。
雪のせいか風が通るところは冬のよう。
樹林帯をぬけると青空が広がっていて、雪をかぶった御嶽山が見えました。
麦草岳まではハイマツを歩きます。
この時期に霧氷が見れました。予想外の霧氷でうれし~。いいタイミングに来れたなぁ。
麦草岳から先、崩壊地の始まりです。チェーンアイゼンを装着。
劇下りに細尾根歩き、雪がうっすらついた滑りやすい岩を登ったり、気が抜けません。
もう少し雪がついたらこのルートは難しくなるので、これまたいいタイミングでした。
危険なところは巻道があるけど、雪が積もってると巻道もひやひや
木曽前岳からは周辺の山々がどーんと見え、木曽駒ヶ岳までは快適な稜線歩きになります。
時間がシビアだったので、木曽駒ヶ岳まで行くか悩みましたが、長いお昼休憩よりも山頂でしょとなり。こういうところは少人数だと動きやすくていいですね。
真っ青な空に白い雪が映えまくり。ここまでの雪は想定外だったけど、降ってくれてありがとうです。ほんっと最高でした。
さすが気軽に登れる百名山だけあって山頂は人がたくさん。ゆるゆるハイカーみたいな人もちらほら。
ずっと眺めていたい景色だったけど、時間がないので後ろ髪を引かれつつ下山開始。
上松AコースはBコースと真逆の快適ルート。快適すぎて面白くなかったけど、下山はこういう道が安全です。
3か所、クマさんの足あとがありました。けっこう大きい足あとでドキドキ。
五合目にある金懸小屋は無人小屋なのですが、中はとってもきれいで、ここに泊まりだけの目的で来る人もいるみたいです。小屋からは御嶽山が見えるので、ロケーションもばっちり。
11時間のロングコースでしたが、いろんな要素ありの登山道で歩きごたえがあるし、雪と天気も味方してくれて楽しく歩けました。
おなかいっぱい大満足のコースでした。
記)もっちゃん
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