水量が多い方が楽しい谷
＜メンバー＞
たろー、なべちゃん、ｍｉｕ、れん、しま
＜コース＞
石水渓(12:00)～林道～花の木谷出合(12:25)～遡行～Ca550ｍ・引き返し(14:00)～下降～花の木谷出合(16:25)～石水渓(16:50)
雨上がりの午後からサクッと行ける花ノ木谷へ行ってきました。
雨の影響か石水渓のバンガローから先は通行止めになっており遡行より長いアスファルトを歩いてからの入渓。
入渓地点は草木が生い茂る隙間？真坂ここから遡行とは思わないような場所から入りますが、進んでいくと小滝が次々出てきます。
本日の先頭は今年から沢を始めたシマくん。
身軽にサクサクと登り巻きは難しいですね、と言いながらも安全そうなルートを考えて進んでいくので頼もしい。
鬱蒼とした雰囲気はあるものの、シャワーをくぐって登ったり滝を巻いたりと短い距離の中に遡行のポイントがちゃんと入ってる沢で初めてのルーファイにもピッタリです。
２時間ほどで遡行も終了な雰囲気になり下りもピストンで谷を下ります。
どんな谷でも登りより下りのほうが難易度が上がりますが、ボルダーのレン君は流石の身のこなし。どんな所もサクサクと楽しそうに降りて行きます。
お決まりの懸垂はスタンダードから流芯、プチ藪懸垂と確り三種。
やるべきことをギュギュッと詰め込んだランチでフルコースを食べたような沢でした。
個人的には黒蔵谷の後、体調を崩して二週間ぶりの沢でした。
黒蔵でリーダー集団の中で揉まれアップアップ。
常に全力を体験した後のこの沢は、気づけば俯瞰して眺めていた遡行でした。
今までとは違う視野感覚がとても不思議です。
私は自分の中に余裕を持って居たい人です。
けれど、いつも余裕を作れる安全圏の中にばかり自分を置いていたら成長は無いのかもしれません。
自分をギリギリに追い込んでこそ、Jump Up! 出来るのかもしれません。
記）miu
＜写真＞
出合までは林道を歩きます
今日の先頭はしま君
川幅いっぱいに流れている
10ｍ程の滝が出てきた
サクサク登っていく
流木を伝って巻く
谷全体が滝の様
フリクション勝負
どこから攻めるか
日も差してきた
標高550ｍの二俣でＵターン
ドボンしたり
懸垂下降
懸垂下降
終わり
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