メンバー なべちゃん、miu
コース
8:00朝明駐車場〜8:15入渓点〜10:00二俣〜11:30奥の二俣〜11:30休憩〜12:30稜線〜12:45松尾尾根〜14:00朝明駐車場
二日前に行った今年の沢始めでは水もかぶってないのに結構寒くて震えてた私。
今回は違うレイヤリングでイケルハズです。
ですが、 平日のど真ん中にナベちゃんと二人…ビビっております。大分ビビっているのです。
空は一面ネズミイロ、最高気温15度の小雨。
そんな3月、シャワー大好物の水線王子と二人きりです。
集合場所の朝明のひろーーーい駐車場には車が さ・ん・だ・い。（私達2台以外にも小雨に登る物好きがいるのかな？）
貸し切り状態の駐車場で装備を整えて、レイヤリングよし！ テムレスよし！ ヘルメット、ガチャよし！
ナベちゃんがどんなにシャワーに突っ込みまくろうと冷静に程々に対処しようと心構えもヨシ！イザ出発です。
「流谷」のバス停に二人でカメラを向けて、スイッチオン。オン…
あれ？えっ！？「メディア入ってない！！」
な：モニター写ってるやん。
m:映ってるけどSDカード無いから。記録できやんし、あー忘れてきたぁ(T_T)
な：リードに専念できていいねぇ（ぼそっ）
ｍ：え！？リード？？？
ｍ：リードさせてくれるの？え！え！リードしていいの！！！
寒さに耐え忍ぶお仕事と思っていた私のテンションはイッキにメーター振り切れてUP！
なべちゃんはただニコニコして林道に入ってきます。
リード♪リード♪リード♪リード♪ルンルン気分で堰堤を越えて入渓
ルンルンでザブザブと歩いていきます。
と、行く手にこじんまりとしたCS。水も盛ザブザブに流れてます。
とりあえず行ってみるも当然、手も足もないのでキョンとプッシュで上がろうとしたけど岩も滑るし力が入らないのでCSの流れの少ない方の窪みにザックを脱いでほおり投げて、ワンモアトライ！体が上がった。やったぁー＼(^o^)／
自分で考えて工夫して登れたのってとっても嬉しいです。
そして、次の滝
「ここ、登れるの？」っと聞くとソレを決めるんだよ。と、そうか！
滝の左側、支点の取れそうな岩がありホールドも豊富そうなので行ってみる。
うん、予定通りに登って支点取った。
うん、見えてなかった所で止まってシンキングタイム イン ザ 水流の中（3月）
ヌメってて安定感なし、 アカンっ！アカンやつやと 流石に体が冷えるので俯瞰して左から回り込んで上がった。（回り込むのには少し登りすぎた感あって魚竿した事は内緒。）
上がった先には支点構築用にあるかの様な立木が
支点構築セルフ取ってピピー（笛）
ロープアップしてムンター作ってピピー（笛）
ナベちゃんは何時もの如くサクサクと上がってきたけど、もたつかずビレイ出来た。＼(^o^)／
お次は
難しそうな片側逆層ツルツルな感じの滝。
よく見ると途中までは行けそう。その上も行けそうだけど…ちょっと見に行ってみた。落口の所が分からないしプロテクション取るとこが見当たらない…心のなかでカムを持ってこなかった自分に小一時間説教してやりたかった。
っと滝しか見ていない私に、「滝以外はどう？」っとナベちゃんが誘導してくれます。
左岸の立木でランニングを取りながら上がった。けど、足場にしたい辺りの岩はほぼ崩れるので木の根をホールドに166センチの身長パツンパツン。登りきってビレイしながら、これ登ってくるのが高身長のナベちゃんぢゃなかったら登れないなっと思ったり
その後も盛大にシャワーを浴びながら登ってきます。
豪快に流れる流水が私を呼ぶのです。
勿論寒くなんかありません身も心も燃えております。
倒木のジャングルの滝、ここも左に行けば容易いけれどトライしたくて水の中へ…そして流水シンキングタイム。（これ、青ヘルメットのお父さんおったら絶対怒られるやつです）
そして最後の滝は左から行けそうだけど巻こうとのことで、歩きやすそうな所を上がっていったら上がりすぎてしまいそうに。
：マキは高巻きしすぎない。なるべく落口に下りることを意識。
：登れるのは水線だとは限らない。俯瞰して安全な突破口を意識する。
実践の中での気づきや失敗は、正に経験となって蓄積されていくのだと思います。
振り返れば、一日を通して終始自分のペースで歩かせてもらっていました。
登る手が足が止まった時、ただただ見守ってくれていたのだと思います。
自分で考える時間をたくさん貰っていました。
自分で考えて成せた時って本当に嬉しいです。
とにかく、とっても楽しい一日でした！
記) miu
コメント入力