大峯・前鬼川沢登り 山行記  2020.08.30

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〈メンバー〉 いさお、たばっち、ジュリ、こうじ、なべちゃん、おりえ、パロ、miu

〈コース〉
【往路】駐車場(8:00)~~前鬼川(8:15)~10m滝(9:00)~垢離取場(11:30)
【復路】(往路を戻る)垢離取場(12:30)~10m滝(14:30)~駐車場(15:35)


“前鬼ブルー”で避暑を愉しむ
なんとも素敵な響きの沢企画!

ソロで低山縦走など楽しんでいましたが、とにかく暑くて暑くて辛い。。。皆さんの気持ち良さそうな山行記が頭をよぎり、これは沢デビューするっきゃない!
いやしかし、、鈍臭いし、カナヅチやし、、、技術も色々と必要だし、私に出来るのか!?

過去の山行記(りこちゃんの前鬼川・沢デビュー記)を見て、美しい沢の風景に不安よりチャレンジしたい気持ちが勝りました。

たばっち、おりえ先輩に寒さ対策(を甘くみていたので)に必要な沢の基本アイテムをお借りしました。。。
こうじ隊長を先頭に2番目は私で、いさおリーダーに挟まり、見守られながら登ります。

入渓すぐ透明度抜群の前鬼川。
ちょっと深いところだと、キレイなブルー。
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前鬼ブルーの魅力は相当みたいで、かなり、人多いです!

ゴーロを歩きます。
時には大きな岩よじ登ったりして。

いよいよ入水。冷たーい!!
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miuさんからは
“きゃー寒い〜!”なんて楽しそうな悲鳴が聞こえてきます。

小さい滝を果敢に攻めるこうじ隊長。
必死でついていく私。
いきなり”ファイト一髪!”状態(古くてすみません)
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流れの強い場所の渡渉・遡行時はすぐさま”沢の王子様”たちのフォローが入ります。

“スクラム”組んで水流の力に負けずにグイグイ。沢はよりチームワークが必要なんだ!とよくわかりました。
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ちなみにキッズたちの団体も沢登りにチャレンジしていました。キッズたちはスイスイと登っていきます。

私はへっぴり腰・不安顔全開、、、、
こうじ隊長に『沢靴のフリクションを信じて!』
はいーっ!!

こうじ隊長やいさおリーダー、時にはおりえちゃんなど先輩たちが冷静にルートを見極めて進んでいきます。
とにかく必死についていきます。
(みなさんチャレンジしたいルートもあったとおもいますが、抑え気味だったかも?)

“若大将”ことなべちゃんは最後尾で冷静にチームの動きを見守ってくれています。

一つ目のハイライト2段10m滝
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しかし、滝を目の前から見る為には、
水流に逆らい泳いで対岸にいかねばなりません。
おりえちゃんにお借りしたフローティングベストを着用して泳ぐも、流れにうまく逆らえず、”すぐそこ”の対岸に行けず、、、、

私のためだけそしてほんのわずかな距離の為に、ロープを出して貰いました…ちーん。
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しかし、めげてはられません。
目の前には滝の迫力抜群かつ
滝壺はまさに”前鬼ブルー!!”
水中もまるでサイダーのよう。
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綺麗すぎます。
みんな気持ち良さそうに泳いでます。
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流れのきつい渡渉ではすかさずロープで確保してもらい渡ります。
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渡渉が終わると、『これが”ナメ”だよー。』とおりえちゃん。
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ナメエリアを初体験。岩場ではラバー沢靴のフリクションの力をこれでもかと実感しましたが、ここではチュルンチュルン。
へっぴり腰全開で”滑り”を体感。
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ガシガシ進むこうじ隊長ですら、”一本!”と豪快に転んでいました。

後ろで静かだったなべちゃんが突然チャレンジングなルートに挑戦していました。
成功!凄い。(これぞ”ファイト一髪”感のある画だな、、、)
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へつる?か流れのきつそうなところを登るか?
私はうまく”へつれ”なかったり。。。

また滑りそうなところ、大丈夫なところ、足の置き場がまだイマイチつかめず、とりあえず恐る恐る。

沢はやはり、登る技術が色々と求められ、
なかなか思うようには行きません。
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お腹空きはじめた頃、ようやく”垢離取場”まできましたー。
素敵な滝と”トロピカル”ブルーで流れがあまりない静かな水面。
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日向で身体を干しながらお昼休憩。
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わたしはジュリさんとたばっちとテントや山談義をしながらのんびり日向ぼっこ。日向にいても暑さを感じません。

ほかのシャワーボーイ&ガールは更に奥まで探検しにいってました。”釜”?で飛び込んだりして楽しんでいたようです。
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帰りはより注意が必要!
集中を切らしてはいけません!

こうじ隊長がルーファイしながら進み、大小様々な段差の岩場を慎重に下り、時には流されてみたり、泳いだりしながら下ります。
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危険な場所は沢王子たちがすかさず手を差し伸べてくれます!(キラキラ)

たばっちたちの順番がくると、
王子の”手”がなくなったそうで、
『あれ?私たちにはないの??』という女性陣からブーイングが、、、笑
安心感がある証拠です!

帰りはしっかり”懸垂下降”が待っていました、、、
過去アイゼントレで経験はしていましたが、、、ビビリのせいで、うまくできません。皆さんに必死にアドバイスしてもらいながらなんとか下降。トホホ。
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10m滝の横の急斜面もなべちゃんがすかさずロープを出してくれ無事下降。
一時雲行きが怪しくなりましたが、
なんとか無事帰ってこれました。
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まさかこの時期に”寒いねー”なんて言うとは思いませんでした。普段使わない筋肉も使ったようで次の日身体の節々が痛かった。

今回久しぶりの鈴ハイ山行でしたが、”前鬼ブルー”の美しさに【沢の魅力】を感じつつ、沢はチームワークが重要だったり、色んな技術が必要になるので、やはりハードルが高いなと感じた沢デビューとなりました。
(技術講習会企画にも参加しないといけません。)

いさおリーダーはじめ皆様、アドバイス・フォローありがとうございました。

記)パロ

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