<メンバー>
さやか、miu、たろー
<コース>
神崎川キャンプ場(7:00)~神崎川林道~仙香谷下降点(7:55)~赤坂谷出合(8:05)~カシラコ谷出合(9:40)~乗越開始(10:30)~ツメカリ谷(11:15)~ツメカリ谷出合(12:20~12:50)~取水堰堤下(14:45)~神崎川林道~神崎川キャンプ場(15:30)
鈴ハイ唯一の20代女子、”さやかちゃん”が平日に「泳ぎの練習がしたいので赤坂谷~ツメカリ谷を企画します」と言う。しかもメンバーが初級者2名だけとあっては心配性&世話焼きのおじさんは参加せざるを得ません。幸い、仕事は休みだったので遠征前日にも関わらず参加する事に。
神崎川キャンプ場のゲートからテクテク林道を歩き、取水堰堤手前、仙香谷の道標から谷に降りていきます。天気は曇り空でなんだか怪しい雰囲気ですが気温は高いのでまあ問題ないでしょう。
ゴーロを少し歩いて赤坂谷出会へ。今日はリーダーではないのでルーファイはさやかちゃんに任せて後ろから見守ります。
赤坂谷は難しい滝もなく、ロープを出さずにどんどん進めます。ただ、泳ぐ練習がしたいと言っていたのに、終始巻きモードだったのはいただけません。釜を持った8m滝は泳いで取りつくのが正しい攻略法です。その上の2段滝は左の岩棚から水線を突破します。
赤坂谷は核心を超えても適度にイベントが出て来る楽しい谷です。時に泳いだり、小滝を巻いたりしながら進むと大ナメに到着。
大人数でワイワイ来た時はたいていこの辺でお昼ご飯になるのですが、今日は3人でサクサク進んだのでまだ11時前。ツメカリ谷まで乗り越してしまう事に。
ツメカリ谷への乗り越しはある意味、このコースの核心部。最近はスダレ滝のすぐ上に出るルートを取る事が多いのですが、地形が少し複雑になるので今回は少し上流から最短コースで超えます。(尾根の乗越しが短い分、沢歩きが長くなるので時間はたいして変わらない)
乗越しの最中、空が暗くなり雨が降り出しました。ゲリラ雷雨だったらちょっとやばいので先を急ぎます。
乗越し開始から約40分でツメカリ谷に出ました。ルートを支谷を詰め、そのまま尾根を越えて反対側の谷に降りていくだけなのでルーファイは簡単です。乗越し部には目印がたくさんついていました。
幸い、雨も止んだので予定通り遡行を継続。スダレ滝、ゴルジュ出口の滝ではお決まりのジャンプ。
その後のミニ廊下もクライムダウンして本流まで。ここでやっとお昼ご飯にします。
ツメカリ谷出合で昼食の後は愛知川本流を泳ぎ下ります。太陽も顔を出し、キラキラと輝く沢が美しい。
水量もそれほど多くないのでs字峡も水線通しに下ります。さやか嬢は流れをうまく読めず、反転流に乗って戻されたり悪戦苦闘。人生も沢も流れに乗る事も時には必要だよ。
最後の滝も右岸から飛び込んで本日のイベントはすべて終了。取水堰堤の下から林道に巻き上がり、林道をスタスタ歩いて神崎川のキャンプ場まで。非常にスムーズに行動出来ました。
サポートとして参加した赤坂谷~ツメカリ谷のルートは何度通っても楽しいルートでした。さやかちゃん、miuさんもこれからも自ら沢を企画していってくださいね。お疲れ様でした。
記) たろー
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