<メンバー>
たろー、なべちゃん、ふみふみ、たばっち、こうじ
<コース>
1日目:コガラ登山口(11:40)~正沢川(12:05)~細尾沢出合(16:00)
2日目:細尾沢出合(7:00)~細尾大滝(7:30)~木曽駒ヶ岳(11:55~12:20)~玉窪小屋(12:45)
~7合目避難小屋(14:35)~コガラ登山口(17:00)
たろーさんが久しぶりに初級沢泊を企画してくれる!とのことで、木曽駒ヶ岳に登る細尾沢に参加させてもらいました。
1日目は雨後の増水を避けてお昼前からののんびり出発。それほど登らずにまったりタープ泊♪
2日目は登りやすい滝が次から次へと出てきて最終的に木曽駒ヶ岳に詰め上がるという魅力的な募集文句に誘われて、いざ中津川へ。
まずはワークマンにて忘れ物を購入。私は焚き火用の軍手を購入しました。女子用のピンクの縁取りです。
登山口に着くと、車は数台。大人気の菅の台と違って静かな感じです。ここは前にもitaさんの企画で参加させてもらって途中で挫折した思い出の福島Bコースと同じ登山口です。
あの時は日帰りだったけど今回は一泊二日だから行ける気がする〜と、歩き始めるが…沢に入っても暑い。前日までの仕事の疲れで何だかヘロヘロに(・・;)
標高差はほとんどないのですが、大岩の乗り越えが続くと息があがります。熱帯夜のせいで寝不足なのか?えらいわぁ〜〜と思っていると、私より弱っている人がいました。自分だけじゃないんだーとちょっと安心して何とか幕営適地に到着。
前の人が置いていった焚き木が残っている上に、台風の影響からかあたりには倒木や流木たくさんあり、あっという間に凄い焚き火ができました。
焚き火のそばで濡れた服を乾かしていると、次から次へと出てくるふみふみさんの豪華な美味しいおつまみ!焚き火のホイル焼きに椎茸のステーキ、さらに今回の食担たろーさんのチンジャオロースどんぶりも出てきて、もう食べまくり。気持ちよくタープの下でぐっすり休むことができました。
つづく
.
翌朝薄いシュラフとカバーの野晒しで寝たのに、全く寒くなく心地よい朝。トイレに行きたくなったので、対岸の尾根を少し登って、人が絶対通らなさそうな踏み跡の無い場所を選んで爆弾を仕掛けました。山では出ないという人も多いけど、私は出す派です。
荷物をまとめていよいよ細尾沢を遡行です。支流に入ったことと、昨日より水量が少ないこともあり登りやすい〜〜。簡単な登りが続きしばらく行くと細尾大滝に到着しました。
ここの巻きが核心とのことで、右から巻きに登ります。レコを見るとガレガレのトラバースを行くというのがあったけど、上へ登って尾根を越して綺麗に越すことができました。ただ浮石が多く、手をかけた岩も動くので大変危険でした。
無事に沢に復帰してさらに登っていくと、登りやすい滝が次から次へと出てきて前の方には木曽駒ケ岳も見えてきました。遠いけど〜〜見えてる〜〜ガンバレ〜〜
だんだんと沢が細くなってきて、ついに涸れ沢に。いわゆるなべごろしゾーンに突入です。沢筋の道は古くから登山に使われることも多いとあって、登山道のごとく登りやすい。けれどもヘロヘロです。
あまりの遅さにこのままでは頂上に着かない!とのことで、私のザックの中身が色んな人に配分されることに…。またこのパターンで毎度申し訳ないです。
やがて藪漕ぎからのザレ場ゾーン、落石ゾーンなど、アルプスならではの厳しい環境を越えて、何とか尾根に乗った時はホッとしました。明瞭な踏み跡を辿って行くと、頂上木曽小屋に着きました。
登山道と合流ですが、思ったほど人は通っておらず、ヘロヘロの私はスーパースローモードで山頂へ。山頂は千畳敷からの登山者で大変賑わっていました。
おにぎりを食べて休憩したら標高差1600mの下山の始まりです。まずは先程通ってきた頂上木曽小屋を通り過ぎて次の玉窪小屋でコーラを買おうと思っていたのですが…玉窪小屋はやっているのかいないのか、人の気配がしませんでした。
ちなみにここはitaさん企画で来た時に私が待っていた挫折の地です。各所に挫折の地があるわたくしです。
そこから前に降りたことがあるので楽勝かと思っていましたが、最初のうちはお花畑に癒されたものの、険しく長いアップダウンが続き七合目避難小屋に着くまでは吐きそうでした。
そこからも長いけど水のない登山道をひたすら下って林道手前で沢との合流地点に着いた時にはメンバーみんな沢に飛び込んでいきました。いい笑顔です!
そこからも単調な林道歩きがまあまあで、体重の重い男性陣は大変そうでした。下山地点には豚コレラ防止の石灰が置いてあり、靴にまぶしました。
今回もいっぱい助けてもらいながらの一泊二日になりましたが、皆さまありがとうございました!初級沢登り、またよろしくお願いします〜〜
たばっち
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