<メンバー>
たろー、ふみふみ、なべちゃん、いさお
<コース>
林道P(7:55)~行合(8:25)~五所ヶ滝下(9:20)~五所ヶ滝見物(10:10~10:25)~3段20m滝(11:30)~石谷滝(13:25)~白倉滝(13:50)~稜線(14:50)~ナンノ木平(16:20)~林道P(17:45)
本来の予定は、土日での沢泊山行だったのですが、土曜日が悪天候のため日曜日のみの日帰り沢山行となりました。
今回の台高山系・絵馬小屋谷は、4月に遡行した野江又谷とスタート地点は同じとなります。しかし、スタート地点に到着してみると沢は、かなりの増水状態!ビビって呆然と立ちすくむ筆者の横で、なべちゃんは爽やかな笑顔で「いやあ♪水が多いなあ♥」と無邪気に喜んでいる!?流石、沢を楽しむ天才!そのどこまでも前向きな姿勢が眩しかったです。
たろー隊長の指令を受けて、なべちゃんと筆者でなるべく安全なルートを探しながら遡行していきます。流れの速い箇所は、スクラムを組んで渡渉しました。勉強になりました。
美しい新緑の沢を遡行していくと、存在感アリアリのゴルジュが現れました!“ゴルジュ”、“酒”、“納豆”があれば生活の全てを賄えると豪語するなべちゃんは、とても嬉しそうでした。
水量豊富な観音滝を通過して暫くすると五ヶ所滝が見えてきます。ただ、この滝はとても直登は無理なので少し戻って左岸から高巻きます。ここは筆者がトップで行かせてもらいましたが、見た目より難易度が高くてウスバカゲロウの羽のように繊細な筆者は少し魂が“ふるふる”しました。
しかし、苦労して辿り着いた五ヶ所滝は凄い奇勝でした!ウォータースライダーのような形状の岩の中を凄い水量の滝が流れ落ちる様はディープ・インパクト!たろーさんも「こんなに水量のある五ヶ所滝を見られるなんてラッキーだね!」とのこと、本当にいいもの見せていただきました♪
五ヶ所滝を意気揚々と後にしたパーティの前に現れた次の難関は、3段20M滝!右側のクラックを登りますが、ほとんど垂直で濡れた岩がいかにも滑りそう…ここは、リードなべちゃんが、カムでプロテクションを取りながら攻略してくれました。サンキュウ!その後もいやらしいトラバースはロープを出して進みます。この沢で協力して登っていく感じが筆者は好きなのです。
途中でお昼御飯をとりましたが、緑溢れる沢のなかでの食事はとても贅沢に感じました。 昼食後、水量豊富で見応え有る白倉滝を見物して、さらに遡行。白倉山までは詰めずに途中で右に逃げて尾根まで出ます。
空気さえ濃密に感じる谷筋から尾根に出ると開放感があります。ふみふみさんにもらった“ながもち”を食べながら充実感に浸ります。
あとは尾根ルートでスタート地点に戻ります。ナンノ木平のシンボルツリーをはじめ美しい自然林に癒やされながら無事帰還しました。今回の沢登りも大変に楽しめました。メンバーのみなさん、本当に有り難う御座いました。
記)いさお
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