<メンバー>
たろー、なべちゃん、たばっち、ふみふみ
<コース>
大熊谷林道(8:40)~不動滝(9:10)~夢幻滝(10:00)~林道(13:10)~車デポ地(14:40)
鈴鹿ハイキングの翌日は沢登り。行先は滝の写真撮影に凝っているたばっちの要望に応えて台高の東俣谷(大熊谷第2支流)に行く事にしました。ここは沢を本格的に始めた頃に一度遡行していますが、その時も易しくていい谷だなあと思った記憶があります。
一旦、迷岳東面に張り巡らされた林道に車をデポするのですが、荒れたダートで普通車ではかなり厳しかったです。その後、大熊谷林道に戻り入渓の支度。入渓点は大熊谷を渡った対岸に古びた木のハシゴがあるところから。
杣道を少し歩いて適当な所から入渓です。大岩がゴロゴロする台高らしい渓相に簡単に越えられる滝が次々現れる楽しい谷です。
30分程歩くと前方に大きな滝が現れます「不動滝」です。たばっちはさっそく三脚を取り出して一眼レフで写真撮影。いい写真撮れたかな?
不動滝を右から巻き上がるとすぐに「夢幻滝」が現れます。3段50mの美しいこの滝はTV番組のイベントでこの名前が付けられたそうです。たばっち、ゆっくり写真撮っていいからね。
夢幻滝の巻きは少しやっかい。左側のルンゼに入りちょっと傾斜の強いトラバースで落ち口に抜けます。少し緊張する場面ですがみんなロープ無しですんなり登って来ました。さすが鈴ハイ精鋭メンバーです。
夢幻滝の上も木漏れ日のあふれる明るい谷。10月とは思えない陽気の中を楽しく遡行していきます。
すぐに巨大なCSに行く手を阻まれます。しかし右から落ちて来る滝の右側が階段状になっていたのでフリーで抜ける事が出来ました。
滝を超えると飯場跡がありました。この谷も人の生活と密接に結びついていたんだなあ。次に現れる30m滝を超えるとレンガ造りの建物の跡があります。この辺で昼食がてら大休止。
後半戦は廊下が現れますが、どんどん滝を登って行きます。なべちゃんも楽しそう。
奥の二俣を右に進むと水は枯れてガレ場の登りになります。とたんにペースの落ちるたばっちを励ましながら林道まで登ります。ふう、やれやれ。
後はガレた林道を歩いてデポ車まで。途中林道をショートカットもうまく行き余裕を持って車に戻る事が出来ました。
東俣谷は滝の大きさ、美しさの割に遡行は易しくこれから沢をやってみようという人を沢好きにするにはもってこいの谷。なべちゃんも台高のスケールの大きい谷に魅了されたようです。今度は迷岳まで行ってみたいね。
参加の皆さんありがとうございました。
コメント入力