<メンバー>
たろー、なべちゃん、ふみふみ、なお、たばっち
<コース>
滝谷橋(9:45)~大谷橋(9:55)~大谷遡行~石佛山(12:20~12:45)~滝谷橋(14:00)
今年の9月は2週連続3連休!
その前半は谷川の沢2泊3日の予定でしたが、天候悪く大峰ノウナシ谷から大普賢岳の1泊2日に縮小転進。またかよー。
ナルミズ沢に行けなかったのは残念だけど、大普賢岳縦走は前から行きたかったコースなのでテンション高めで出発。ドライブ中は安室ちゃん引退の日とのことで、なおさんと二人で安室ちゃんを熱唱。(同乗のなべちゃんは戸惑い気味)
集合場所から2時間半の道のりを経て天川村に入ると、あれ?
バリケードが??
なんと国道309が台風被害のため御手洗渓谷までで通行止め。ガーン( ̄◇ ̄;)
駐車地からノウナシ谷に入るには入渓点まで2時間以上の林道歩きが必要な為、どうしようどうしようとメンバーで地図を広げて相談。周りの登山者も同じく通行止めで困っているので入り混じって相談。
今から他の山域に移動していたのでは遡行時間が限られちゃうし、それならばとちょいバリルートの双門滝コースから弥山までの登山に切り替え。
他の登山者達もそれぞれのプランを定めて散らばって行った。
ノウナシ谷に行けなくなったのは残念だけど、双門滝コースは前から行きたかったコースなのでテンション高めで歩き出す。天川村駐車場から登山口の熊渡までまたまた安室ちゃんを熱唱しながら1時間歩いたところで双門滝コースの入り口に到着。
あれ?
バリケードが??
そこには双門コース台風被害のため通行不可能の標識。ガーン×2( ̄◇ ̄;)
登山に切り替えた為ロープもハーネスも置いて来てしまった。ならばカナビキ尾から狼平避難小屋泊を目指すか??
とりあえず歩き出すが、あまり楽しく無いガレ場の坂道が続く。暑い。下山して来た方に聞くと稜線の木は倒れていて登山道も荒れているらしい。
もう安室ちゃんは歌えない。。。
谷川の沢に行くはずだったのになぜこの道を歩いているのだろう?我々は沢登りに来たのではないか?弥山の避難小屋に泊りに来たのではない!カナビキ尾分岐前で休憩中にハッとたろーさんが我に帰った。
やっぱり沢に行こう!今日を犠牲にして明日の日帰り沢を計画練り直すことに。
駐車地に戻りメンバー協議の結果、十津川村の大谷というマイナーな初級沢に行くことにしました。
転進先の遡行地図が必要なので途中のコンビニでスマホからプリントしようと、移動途中にコンビニを探しますが見つからず、ようやく出てきたのはガソリンスタンドの内部がコンビニになっている場所。
大手チェーンでは無いのでネットプリントの機械はなく残念。この先の道にもプリントが出来そうなポイントは無いため、各メンバーのスマホ&タブレットに地理院地図と沢ナビの遡行図PDFを保存して紙の代わりに使用することになりました。スマホにコンパスを当てると針が動いちゃうけど、少し離して磁北線を合わせたら方角がわかります!
万が一の時の電池切れに備えてふみふみさんのタブレットは電源入れずに温存してもらいます!
これで準備はバッチリv(^_^v)♪
移動途中の十津川村名物『谷瀬の吊り橋』に立ち寄ってプチ観光。私は怖くて下が見られないけど皆んなは沢登りメンバーだけあって全然へっちゃら。往復するだけで体力消耗…私のHPは半分になってしまったが、橋の横の土産物店併設の食堂で山菜うどんを食べるとMaxまで回復した。
そして入渓地点近くに移動して笹の滝を見学。この滝は観光名所になっているようで遊歩道が整備されていて多くの人が訪れていました。
残念ながら三脚を忘れてきてしまったので満足の写真は撮ることができませんでしたが迫力ある水量でした。土産物屋のポスターはもっと良い構図で撮っていたのでどこかベストスポットがあったのかも。
夜は焚き火ができるキャンプ地が見つからず小規模な宴会でしたが、たろーさんの鯖メシと具沢山豚汁も美味しく、ほろ酔いなおさんによるテント襲撃もありましたがグッスリと休むことができました。
(いよいよ本編)
翌朝いよいよ大谷へ遡行開始。まだ日が差していない薄暗い谷筋を踏み跡を辿って進む。私は久しぶりの沢登りなので精鋭メンバーのスピードに付いていけるかなぁと心配でしたが、飛び石やよじ登りはやっぱり楽しいなぁ。
だんだんと日が射してきて美しい滝が次から次へと!登りやすい小滝が連続して木漏れ日の中、癒しの風景でした。
これはインスタ映えするね!と写真撮りまくりで、たろーさんにスローシャッターを教えてもらい流れる滝を美しく激写することができました。一眼を車に置いてきたのが悔やまれますが、沢なのでしゃーないかな(~_~;)
更に進んで行くと、鮮やかな苔が倒木に張り付いたところに獣の足跡が??クマかも!とみんなで笛や鈴を鳴らしまくりました。普段の登山でも同じですが、沢登りに笛と熊鈴は必須です。
次第に沢の水量は少なくなり、水線の水が枯れたり再び戻ったりを繰り返して尾根へと詰めますが、なかなか手強いザレ場の急登でした。ヒーヒー言いながら何とか稜線に上がり、ピークの石佛山でお昼ゴハンなにしました。
あたりには怪しい紫のきのこが生えていてみんな興味津々です。
石佛山はピークの標識がとっても地味でした。帰りは登山道なのでナメてかかっていましたが、長く急な尾根道で、途中からモノレール沿いに鹿よけネットがかかる横をよく茂った木に邪魔されながらこれまたヒーヒーと下りました。低山でも激しい山でした。。
駐車地に戻った時には汗びっしょり!でも汗だくのまま新しい服に着替えて、また温泉で同じ服を着るのも嫌なので、温泉まで30分程度座席にシートを敷いて対応することにしました。
温泉のロッジ星のくに、大塔温泉星乃湯で汗を流しましたが、綺麗で空いていて大満足。宿泊施設やプラネタリウムもあり夜泊まったら星が綺麗なんだろうな〜
今シーズンの沢予定がことごとく悪天候中止になってしまったリーダーたろーさん、今回もトリプル転進ありがとうこざいました( ̄▽ ̄;)
次回はスッキリ晴れますように!
記)たばっち
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