《メンバー》 たばっち、toyo
《コース》 いでは記念館駐車場10:30-五重塔11:00-二の坂茶屋11:30-羽黒山頂12:20-荒沢寺13:40-駐車場
〈プロローグ〉
雲ノ平のTシャツを買いに北アルプスに行こうとしていた8月お盆。この日の為にトヨちゃんは決死の思いで3連休を確保してくれた。自分の体力的にたどり着けるかどうかはギリギリのところだけど、せめて鷲羽岳には登りたい!
エスケーププランも計画しながら準備万端で臨みましたが、金曜日のお昼になって3日間の雲行きが怪しくなってきました。
同日に別山行を予定していたたろーさんも日程ずらして今晩の出発を取りやめるという。
やばいやばいやばい〜
5時半に仕事終わって急いで雨雲予想図を確認し北アルプスはおろか南アも、新潟も怪しいと判断。本屋に駆け込み東北の山と高原地図をいくつか買い込んで、転進できそうな山を考えます。栗駒山、秋田駒ヶ岳、鳥海山、月山…白神山地まで行くと遠すぎるな!どうする??
トヨちゃんに連絡して集合時間を延期してもらう。
ヤマレコでコースを確認していると鳥海山の星空の写真がアップされていた。山形なら家族旅行にて緻密にシュミレーションしたことがある。(その時は私の企画が通らず高知旅行になった)とにかく遠いので行ける機会が少ないが、1日目を移動に当てて行けば2日間を楽しめるスペシャルコースになる。
この時点で月山と鳥海山の2択まで絞られれていたが、せっかくのペルセウス座流星群の日なので星空のレコが上がっていた鳥海山に行くことにした。トヨちゃんに連絡すると、移動に10時間だというのに快諾してくれた。ありがとう!急いで登山計画書を作ってバタバタと出発。
9時半に合流して運転を交代しながら一路東北へ。途中のサービスエリアで休憩を取ろうとしましたが、どこも満車で停められません!帰省ラッシュで移動する人達が仮眠しているようで、ようやく停められたのは岡谷ジャンクションを過ぎて東京方面へ向かう車がいなくなってからでした。
パーキングや道の駅で仮眠を取りつつ富山を超え新潟を超えて山形へと入ります。1日目は寝不足なので軽めの観光にしようと、出羽三山の一つ『羽黒山』に行くことにしました。
〈ようやく本編、1日目〉
羽黒山駐車場に着くとまだ小雨が降っていた。これからやむ予報だけど濡れた石畳は滑るだろうということで、登山靴に履き替えて出発。このときは軽い観光のつもりだったので、トヨちゃんにレインウェアと登山靴だけあれば十分だよ。と言ってしまったが実際はかなりの階段が連続するオシャレ靴NGのハイキングコースだった。
入口で御朱印を頂いて、まずは少し下って滝を見に行きます。昔の人は登る前に身を清める場所だったようですが大雨のための増水で少し残念でした。
進んでいくと有名な五重の塔が姿を表しました。テレビや雑誌で見た景色が今目の前に!!
中にも入れるようですが、すごく並んでるし外から見るだけで充分美しいので並ばずに先へ進みます。
この道は修験道なので、白装束の行者さん、体験ツアーの子供達も沢山いました。
石畳の階段はどこまでも続いていて、杉の木立の木漏れ日の中をのんびり進んでいくと、途中に休憩できる茶屋が出てきました。力餅セットを頼んで景色の良いテラスで頂きます。
はぁ〜♪まったり( ´ ▽ ` )
さらに階段は続きます。どんどん登っていくと頂上付近の賑わいが感じられるようになってきました。風情のある宿泊施設(迎賓館?)や庭があります。鳥居をくぐっていよいよ山頂へ。
羽黒山頂のメインは三神合祭殿という建物で重要文化財です。迫力ある立派な建物に興奮します。あれ?月山神社と書いてある!寺じゃなかったのですね(汗)
お参りを済ませて周辺の散策、お土産屋さんが沢山ありますが、山頂の三角点はどこなのだろう??
ウロウロしていると、どこに行きたいの?と行者さんが声をかけてくれました。どうやら羽黒山はこの辺り一帯が山頂ということで、三角点はないそうです。
帰りは行きと違う道でということで、奥の細道歩道で下りました。石畳の階段道に比べて歩く人はほとんど居らず静かな登山道でした。途中から道路歩きになり大変でしたが無事駐車場に到着。
蕎麦屋によってから本日の宿泊予定の西浜キャンプ場に向かいます。
西浜キャンプ場は翌日の鳥海山の西側にあり、海水浴場と温泉も併設された全てが揃った前泊地です。人気スポットなので予想通り混んでしましたが、たまたま近くの駐車場に停められた上、たまたま駐車場から近くの位置にテントを張ることができてラッキー(^^)
順調な1日目を終えて明日の本命に備えます。
2日目、鳥海山へ続く
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