<メンバー>
たろー、なお、ふみふみ、次郎、もっちゃん、こうじ、ずみ、クロ、ita
<コース>
朝明P(5:45)~中峠(6:35)~お金明神(7:40)~コリカキ場(8:05)~銚子ヶ口(9:15)~大峠(10:10)
~銚子の手前・昼食(11:10~11:40)~杉峠(12:35)~根の平峠(13:55)~朝明P(14:45)
春からずっと沢が多かったので冬に備えてしっかりと歩いておかなくてはと思い、昔の鈴ハイで春にトレーニングとして行われてきたロングコースに再挑戦してみる事にしました。
コースは朝明起点で中峠から愛知川に向かい、お金明神、コリカキ場を経て銚子ヶ口。そこから稜線を辿ってイブネクラシの台地を歩き、杉峠からは千草街道を辿って朝明まで戻るというもの、行程20km程。11月は日が短いけど何とかなるでしょう。
当日はやっさんのテント泊もあったし、少人数になるかなと思いましたが参加メンバーは何と9人。しかもなおちゃんは長いブランク明け。大丈夫かなと思いつつ、まあこれも何とかなるでしょう。
スタートは5:45.ヘッデンは不要いらないい。中峠までの登りで1時間を切るのが最初の目標、ある意味今回の核心部かもしれません。峠に上がると丁度朝日が昇ってきました。
中峠からさくっと愛知川に向かい、大トロを渡渉。水量が少ないので今回はスムーズです(鉄橋が懐かしい)。愛知川左岸の登山道を辿ってお金谷からお金明神へ向かいます。道標の整備が進み、テープの密度も高いので、ずいぶんと分かりやすくなりました。
お金明神のご尊顔を拝したらすぐにコリカキ場へ向かいまう。何年か前の大雨で淵が埋まって悲しい想いをしていましたが、いつの間にか復活したようです。ここまで2時間20分、時間的に貯金が出来たので大休止。
コリカキ場からは北谷尻谷を辿ります。途中ダイラのような広々とした平地がありましたく。そういえば鈴鹿の山の大先輩がここを北谷尻谷のダイラと呼んでいたっけ。何時までも残って欲しい私の好きな鈴鹿の原風景。
再び谷が狭まってきたら銚子ヶ口を目指して右の尾根に取り付きます。テープに誘われてトラバースしていたらいつの間にか谷道に入っていました。これが昔の杣道の跡なのでしょうか。谷を詰めて銚子ヶ口の西峰へ飛び出します。
銚子ヶ口からは近江側鈴鹿の大パノラマが広がっています。今日は青空で気持ちいい。山を始めた頃に良く一緒に歩いた大先輩の中に鈴鹿で銚子ヶ口が一番好きと言っていた人がいましたが、何となくその気持ちが分かったような気がします。
銚子ヶ口からは大峠、船窪とガレガレの尾根を辿ってイブネ・クラシの台地を目指します。途中支尾根に迷い込みそうな所がありましたが上手くルーファイ出来ました。台地に上がり切る前の風の無い場所で昼食休憩。
昼食を摂ったらイブネ・クラシの台地へ。紅葉は既に終わっていますが苔の緑と青空のコントラストがとてもきれいです。今年の秋は天気に泣かされたのでこんな青空は久しぶり、気分爽快です。
佐目峠から杉峠へ下りると一気に人が増え、秘境から戻ってきましたって感じです。枯れてしまった杉峠の杉や、御池鉱山跡、根の代集落の神杉など、鈴鹿の山と人の関わり合いを示す歴史がいっぱいの千草街道を歩きます。結構な距離を歩いたつもりだけど、みんなの足取りはまだまだ余裕がありそうでし。
根の平峠からの下りで、やっさんチームに追いつきました。想定コースタイムより1時間ほど早く朝明に到着出来ました。
トレーニングの積もりで計画した鈴鹿の深部を巡る日帰り縦走。思ったよりも楽に歩けたので自分の脚力もまだまだ捨てたもんじゃないなあと思いましたが、けろっとした顔でついて来たメンバーのみんなも流石でした。これで冬のラッセルも大丈夫かな。
参加のみなさんありがとうございました。
記) たろー
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