<メンバー>
たろー、たばっち、えだこ、次郎、もっちゃん、と-、ita、toyo
<コース>
三重県民の森(8:00~15:00)
今回は、事前の課題もあり、とても内容の濃い講習になりました。
当日は、降りそうだったけど、案外、合羽いらずの天気でした。
曇り空と桜の淡い色合いが妙に艶っぽかったな。
場所は県民の森、8時に集合しました。
講習は、2人1組となり、丁寧なマンツーマン指導でした。
的確なチェックが入り、やや緊張しましたが、少しずつ覚えてできるようになるとやっぱり嬉しいものです。
さて、先ずは予習の確認から。エイトノットやプルージック等の結び方をおさらいします。
又、ロープの扱いも教えてもらいました。
ロープの束ね方は簡単そうにみえて、実際にやってみると、「ん?」と最初は戸惑いました。
皆、何度も練習を重ね、初回、バラバラだったロープの長さが徐々に揃ってくる様に。
肩にロープを掛けると、ちょっとやってる人感が出て、良い感じ。
自分のやり方はこうだけど、こうする方法もある…とか、こうすれば、スムーズに次の行動に移せるだとか…、とても細やかな事まで出し惜しみなく教えてもらいました。
わかっていたつもりでも、しっかり分かっていなかったり、全くわからずオロオロしていた部分に少し自信が持てたりと気持ちも変わっていきました。
次にトップとセカンドの連携、合図の確認、中間支点の取り方、確保の仕方等を学びます。
笛を吹いて合図をするのですが、どのタイミングで吹くのか、鈴ハイでのルールを決めておいた方がわかり易いのでは?等の意見が出ていました。
実際の沢では、音が聞こえにくく、姿が見えない場合もあります。
笛を吹く際も、声出しの際も思った以上に「大きく」が必要となる様です。
また、確保では、しっかり足を踏ん張って、不意なテンションに耐えられる様にしておかねばなりません。
また、ロープの送り出しでは、たるみがあってはいけないので相手の歩調に合わせます。
セルフビレイから始まり何度も手順を繰り返します。
さて、そろそろランチタイム!と思いきや、脱出の技術も身につけましょうとの事。
講習なので、平地での訓練ですが、実際は崖の上。
トップを安全に確保したまま、自分は脱出して、助けを求めに行くという想定です。
幸いにも鈴ハイでこの様な状況になった事はないとの事でしたが、考えただけでパニックになりそうです。
実際にタローさんがやってみてくれました。
(※やり方はうまく説明できず、省略します。詳しくはタローさんまで)
で、ランチタイム。カップ麺率が高かったです。
外で食べるカップ麺はなぜ美味しいのだろう。
午後からは、懸垂下降の練習を行いました。
階段の段差を利用して行ったのですが、それでも怖い。
(スルスル〜ッと下に落ちていかないか。大丈夫と言われても。ねぇ)
ハーネスにスリングで距離を取り、プルージック等でバックアップ機能を設けます。
その際、体重が掛かった重みで、プルージッックが締まってしまわない様に、ATCの下にバックアップ機能を作るのが良いと学びました。
エイト環の使い方も初めて学びました。購入していたものの、使う機会がなかった代物。
落としてしまわない様に、ハーネスにエイト環を付けたままロープを装着し、カラビナにつけます。
又、懸垂下降の際、エイト環の近くに手を持っていくと、エイト環とロープの間に手を挟む事もあると注意を受けました。
懸垂下降中のたばっち、何を思う
ロープの太さによっては相性もあるのだということもよくわかりました。
ただ、今回、ヘルメットを持って行ったのに、被らずじまいだったので、そこは反省します。
練習でも怪我をしないとは限りません。
最後に実際に斜面での懸垂下降を実施しました。
怖くて下を見れませんでしたが、途中、「木に引っかかるよ〜」と声が掛かり、下も見て確認しながら降りないといけない事がわかりました。
えだちゃんが、上手い具合に下降と思いきや。ちょっと滑ったのは愛嬌ですね。
教える人も教わる人もそれぞれに新しい発見や課題が見つかった講習であったと思います。
解散直後にポツポツの雨からザ〜ッと横殴りの雨に変わりました。
タローさん、予定を1時間早めての開催、正解でした。
本当に講習が終わるのを待ってくれていた様な雨でした。
きっと今回のロープワークを知っているのと知らないのとでは、楽しさも違ってくるはず。
タローさん、itaさん、ジローさん、ご指導ありがとうございました。
記)toyo
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