メンバー:ふみふみ、ずみ、こうじ、たろー
コース :石水渓P(ビレイ練習)~望仙荘横(8:50)~石谷川~大堰堤(10:20)
~昼食(12:30~13:25)~ガンサ谷出合(13:30)~遡行終了点(16:00)
~尾根乗越~安楽川(16:40)~石水渓P(17:30)
当初、赤坂谷~ツメカリ谷の予定でしたが、滋賀県側の降水確率が高いため、石水渓~石谷川に変更になりました。どちらも泳ぎあり滝登りありのアドベンチャーコースでどちらも初めてなのでとにかくわくわくドキドキ。
今回おいらにとって2回目の沢登りです。参加者はたろーさん、ふみふみさん、ずみさんとおいらの4人で、マンツーマンでスキルアップが期待!
石水渓の駐車場に8時集合。まずはトップがザイルを引いて登る時にビレイヤーの練習です。トップたろーさん、ビレイヤーふみふみさん、ビレイヤーの補助をおいらが務め、どんな衝撃が来るか確認です。下は2人がかりでないとまずいと身を以て体験しました。今日はそんなコースを登るのねって緊張感が高まりました。
駐車場から間もなくして入渓します。暑い夏と言えど水が冷たい。今回新調した沢用スパッツとハーネスが活躍する事でしょう。早速きれいな沢で期待できる感じ。梅雨時ですが水量はいつもより少ないらしい。
腰まで浸かるは当たり前でたまに足のつかないところもあり水泳も満載です。水から上がる時はザックがずっしり重く、穴が開いてないと水がなかなか抜けずウェイトトレーニングになりました。
おいらはとりを務め写真をパチパチとりながら先行者がどんなルートをたどるか、岩登りの足場・手がかりなど参考にできました。参考にしておきながらなかなか簡単ではないことを実感です。
頂礼井戸の滝
途中滝壺ジャンプ台で飛び込み大会。たろーさんとずみさんは助走が必要なトップから飛び込んでいました。すごい。手前に落ちると岩に当たるので怖そう。おいらは助走不要のちょっと下がったところからジャンプ!気持ちよかった~。ずみさんは2回も飛び込んでいてアドベンチャー大好きなようです。
ずみさんジャンプ
ふみさんジャンプ
おいらのジャンプ
そのあと朝練の成果を試すべく、たろーさんがトップでザイルをもって上に上る場面が!!おいらはビレイヤーのバックアップで緊張して有事の事態に備えます。無事テンション掛からずたろーさんは上に上がりました。
おなかがペコペコになったころにランチ。ふみふみさんが野菜たっぷりの本格的な味噌炒めを作ってくれました。そうめんにみんなが持ち寄って下さったおかずを乗せておいしくいただきました。えねるーぎー充填です。
一休みして、さらに遡上を続けます。川が分岐するところから左側に行くとたろーさんも未知のコースでわくわくです。ガンサ谷というそうです。厳かな雰囲気と上級者のかおりがする沢を登っていくと、ゴルジュ?の先に高さ10mくらいでしょうか、急斜面の滝が現れました。
つるつるの濡れた岩は見た感じ手がかりもなさそうでまさかここは登らないよねと思っているとたろーさんが登るというではありませんか。びっくらぽん!ここが今日の核心部。たろーさんのお友達も先週登ったらしい。作戦会議していたろーさん登ります。
今回もビレイヤーバックアップです。上でハーケンとハンマーも登場しているようです。最後4番手のおいらが上ります。やっぱりつるつるで難しい、ロープの補助が無いと絶対無理な岩でした。ハーケンをハンマーでたたいて回収して中間地点の滝のカマに到着。水が流れ込みとても冷たい。このカマのなかでたろーさんは3人が上るのを支援してくれていたなんて凄すぎる。カマから滝上までも滑る岩を登りますが体が冷えたからか終盤でエネルギーが切れ、体に力が入らず焦りました。
この滝で4人が上りきるまで50分くらいかかりました。スリル満点でした。
沢から出て乗越で急登バリエーションルートを進みます。沢から離れると暑い~溶ける~それもそのはず最高気温は34℃ですから。沢の水を飲んどけばよかったーと後悔します。
てっぺんでヒルチェック。ずみさんのスパッツにヒルがいましたが被害なし。あんな風に現れるのだなとなぜかわくわくしました。下山中に手袋の中で指がちくりと痛みました。これはもしやと思い、手袋をとると、小ぶりのヒルがお食事中。虫よけスプレーで退治してもらいました。ヒル初体験でした。真の鈴鹿の山を体感した達成感を感じました。そんな私は変でしょうか。
下山後沢にも合流し、後半は林道に到着、平和な世界です。8時間超の行程をへて石水渓に到着。アドベンチャーを満喫しました。
全身筋肉痛になり、筋力・柔軟性・減量と分かってはいましたが自分の課題を改め
て痛感させられました。みなさん今日の感動と刺激をありがとう。また翌日からのお仕事がんばります。
記:こうじ
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