2025.12.27 歳末沢ヤたすけあい 南紀白見谷 沢登り

楽しいな、ナメ歩き。

<メンバー>てつや(L・記)、たまちゃん、ふみふみ、なべちゃん

<コース>登山口(9:20)〜第二支流分岐(11:00)〜登山道(12:00)〜登山口(13:20)


2025年も押し迫る12月の暮れ。

雪山に、アイスクライミングにと鈴ハイメンバーは冬のアクティビティに勤しんでおります。

雪があればこそ、氷があればこそ、成立するそれらの行為に最大のリスペクトをしつつ。

「風邪ひかないでね」

「あったかくしてね」

「沢に行くなんてどうkaシテるんjya、、、」

と、人様の優しさが身にしみる真冬の沢登りです。

やってきたのは南紀、新宮市。

まずは腹ごしらえ。

おにぎりの名店に立ち寄ります。

恵まれない沢ヤたちは腹が減っているのです。

朝5:30からやってます。
品揃えの多さに目移りします。

ここのおにぎり美味しいんですよ。

お米がいい。

しかもコンビニよりも安い。

お味噌汁が無料!

冷えた朝には美味しさ倍増。

今年いちばん染み渡ります!

お腹が満たされたら車を走らせ、田辺川湯キャンプ場へ。

8時の受付開始と同時にチェックイン。

手早くベースキャンプを設営します。

そこからさらに車を走らせ本日の入渓地点へ。

白見の滝の北側の駐車スペースすぐそばの登山道をまずは進みます。

テープがふんだんにあり、道もしっかりしています。

ふたつ目の大堰堤を超えたあたりから入渓。

まずは大岩エリアを乗り越えていきます。

花崗岩の節理の大岩が横たわっています。

先日行ったばかりの立間戸と似たような渓相です。

直近の降水のおかげで水量は平水程度はあり、瑞々しいです。

第一支流との二股は立派なナメ滝でした。

本流のような第一支流出合い

本流を進みます。

ところどころ膝まで浸かります。

冷たいと思うのは気のせいです。

水は友達。

そんなことよりも、澄んだ水と清冽なナメ滝にこそ心を響かせるべき。

考えるな!
感じろ!

ほどなくして第二支流に入ります。

ここもやはりゴーロが続きます。

やがて水も枯れてしまいます。

このままだと何も無さげと判断して、標高差150mほどの稜線を目指します。

少々の藪漕ぎでしたが、薮ヤから見れば藪のうちにも入らないレベルだと思います。

途中、10mほど先を黒い何かが横切りました。

もののけだと思うことにしました。

稜線にはしっかりした登山道があり、1時間ほどであっさり下山となりました。

なべちゃんの復帰をセレブレーション!
堰堤からの景色。
車へ急ぐ。

後ほど復習したところによると、遡行を続けた先には”関西有数のナメ”があったそうです。

また来ることにしましょう。

何はともあれ、向かいます。お風呂へ。

やってきました!
※写真はイメージです。

河原をせきとめて、自然と湧き上がるお湯と川の水を混ぜた露天温泉です。

今年いちばん染み渡ります!

整ったら、ベースキャンプに戻ります。

ちょうどキャンプのみメンバーのたばっちとゆうさん、ちささんも合流して、

宴の準備に取り掛かります。

そういえば、キャンプ場だけあって周囲には、

とってもお洒落なテントとか、

お洒落な煙突から煙が出てたり、

よくわからないお洒落ななにかが並んでいるキャンパーばかり。

われわれは、端っこの離れたところにいつもの山岳テントを並べたので、

そんな心理戦を制していたと思います。

しかも、普段の沢泊に比べると飛躍的に文化的な環境とあって、心が躍ります。

ふみふみさんの手際の良さがいつも以上にキレキレで、炊き出し村の村長レベル。

絶妙な牡蠣鍋をみんなでいただきました。

今年いちばん染み渡る!

牡蠣のアヒージョ。

アヒージョは飲み物です。

もちろんバゲットに染み渡らせていただく。

牡蠣にはシャンパンが合うんだよね、、、、、あるよ!

下仁田ネギも、、、、、あるよ!

ユウさん、差し入れありがとうございます。すごいですね!

純米大吟醸スペシャルブレンド、、、、、あるよ!

なべちゃん、差し入れありがとうございます。さすがですね!

酔いどれ、、、、、いるよ!

松阪マラソン完走おめでとう、たばっち、センスいいですね!

翌朝も焚き火を囲みつつ朝食をいただきました。

お雑煮。

牡蠣雑炊。

締めはやっぱり、なべちゃん!

沢ヤの、沢ヤによる、沢ヤのための、歳末沢ヤたすけあい沢登り。

仲間がいるっていいですね!

参加いただいたメンバーの皆さん、ありがとうございました。

今年も1年、たくさんのいい沢に巡り会えました。

来年もよろしくお願いします。

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