
<メンバー>てつや(L・記)、たまちゃん、ふみふみ、なべちゃん
<コース>登山口(9:20)〜第二支流分岐(11:00)〜登山道(12:00)〜登山口(13:20)
2025年も押し迫る12月の暮れ。
雪山に、アイスクライミングにと鈴ハイメンバーは冬のアクティビティに勤しんでおります。
雪があればこそ、氷があればこそ、成立するそれらの行為に最大のリスペクトをしつつ。
「風邪ひかないでね」
「あったかくしてね」
「沢に行くなんてどうkaシテるんjya、、、」
と、人様の優しさが身にしみる真冬の沢登りです。
やってきたのは南紀、新宮市。
まずは腹ごしらえ。
おにぎりの名店に立ち寄ります。
恵まれない沢ヤたちは腹が減っているのです。


ここのおにぎり美味しいんですよ。
お米がいい。
しかもコンビニよりも安い。
お味噌汁が無料!
冷えた朝には美味しさ倍増。
今年いちばん染み渡ります!
お腹が満たされたら車を走らせ、田辺川湯キャンプ場へ。
8時の受付開始と同時にチェックイン。
手早くベースキャンプを設営します。

そこからさらに車を走らせ本日の入渓地点へ。
白見の滝の北側の駐車スペースすぐそばの登山道をまずは進みます。
テープがふんだんにあり、道もしっかりしています。
ふたつ目の大堰堤を超えたあたりから入渓。
まずは大岩エリアを乗り越えていきます。
花崗岩の節理の大岩が横たわっています。
先日行ったばかりの立間戸と似たような渓相です。
直近の降水のおかげで水量は平水程度はあり、瑞々しいです。
第一支流との二股は立派なナメ滝でした。

本流を進みます。
ところどころ膝まで浸かります。
冷たいと思うのは気のせいです。

そんなことよりも、澄んだ水と清冽なナメ滝にこそ心を響かせるべき。


ほどなくして第二支流に入ります。
ここもやはりゴーロが続きます。
やがて水も枯れてしまいます。
このままだと何も無さげと判断して、標高差150mほどの稜線を目指します。
少々の藪漕ぎでしたが、薮ヤから見れば藪のうちにも入らないレベルだと思います。
途中、10mほど先を黒い何かが横切りました。
もののけだと思うことにしました。
稜線にはしっかりした登山道があり、1時間ほどであっさり下山となりました。



後ほど復習したところによると、遡行を続けた先には”関西有数のナメ”があったそうです。
また来ることにしましょう。
何はともあれ、向かいます。お風呂へ。


河原をせきとめて、自然と湧き上がるお湯と川の水を混ぜた露天温泉です。
今年いちばん染み渡ります!
整ったら、ベースキャンプに戻ります。
ちょうどキャンプのみメンバーのたばっちとゆうさん、ちささんも合流して、
宴の準備に取り掛かります。
そういえば、キャンプ場だけあって周囲には、
とってもお洒落なテントとか、
お洒落な煙突から煙が出てたり、
よくわからないお洒落ななにかが並んでいるキャンパーばかり。
われわれは、端っこの離れたところにいつもの山岳テントを並べたので、
そんな心理戦を制していたと思います。
しかも、普段の沢泊に比べると飛躍的に文化的な環境とあって、心が躍ります。
ふみふみさんの手際の良さがいつも以上にキレキレで、炊き出し村の村長レベル。
絶妙な牡蠣鍋をみんなでいただきました。
今年いちばん染み渡る!

牡蠣のアヒージョ。
アヒージョは飲み物です。

牡蠣にはシャンパンが合うんだよね、、、、、あるよ!

下仁田ネギも、、、、、あるよ!

純米大吟醸スペシャルブレンド、、、、、あるよ!

酔いどれ、、、、、いるよ!

翌朝も焚き火を囲みつつ朝食をいただきました。
お雑煮。

牡蠣雑炊。

締めはやっぱり、なべちゃん!

沢ヤの、沢ヤによる、沢ヤのための、歳末沢ヤたすけあい沢登り。
仲間がいるっていいですね!
参加いただいたメンバーの皆さん、ありがとうございました。
今年も1年、たくさんのいい沢に巡り会えました。
来年もよろしくお願いします。


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