
<メンバー>
たろー、ふみふみ、いさお、けい、てつや、ゆう、たまちゃん、りょう
<コース>
林道駐車地(8:05)~12m滝下(10:00)~15m滝白(10:50)~洞窟状のゴルジュ(12:45)~Ca920m、10m滝(13:10)~P1115(13:50)~林道駐車地(15:10)
ホホゴヤ谷下山の後、五条でお風呂に入ってさっぱりし、町中華でお腹を満たします。なんだか旅行に来ているみたいで楽しい。ご飯の後は川上村の某所に移動し前泊。トイレもあってなかなか快適でした。




翌朝、大栃谷のみ参加のいさおさん、りょう君と合流し神之谷川を目指します。林道終点では先客があり、沢で他のパーティー会うのは珍しいなと思っていたら「鈴ハイさんですか~」と声を掛けられてびっくりしました。
先行の方は渓遊会の皆さんで、”しま君ザック流失事件”の時の堂倉谷でご一緒した方も盛られました。「記録を詳しく残してもらっているので参考にしています」と言われると何だか嬉しくなりました。
準備をして早速入渓。沢は小ぶりで少し薄暗い感じですが、ゴーロ歩きがほとんど無く、登れる小滝がどんどん出てくるのは楽しいですね。






ワイワイと進んでいくと、栃の木が途中に生えている12m滝が現れました。渓遊会のパーティーが初心者メンバーのリード練習をしているようでした。登るのは簡単なのですが、終了点の支点のところで戸惑っているようです。見かねたリーダーがフリーでサクッと登って指導していました。
ルートが空いたところで我々もロープを出して登ります。たまちゃんリード、右から登ってバンドを横断。左側を登って立木で支点を取りました。あとは数珠繋ぎで順番に上ります。いい練習になりました。


次に現れる2段15mは登れないので右岸巻き。少し戻ってちょっといやらしい土の詰まったルンゼを登って小尾根を乗越ます。谷に降りるとゴルジュになっていて行き止まりの滝では渓遊会パーティーが左のクラックから取り付いていました。我々は登れないので戻って右岸巻き。バンドトラバースでルートをミスって少し手こずってしまいました。(1段登るのが正解)





滝の上は明るく気持ちのいい場所だったので昼食をとります。滝を登り終わった渓遊会の方たちも追いついてきたので一緒に記念撮影させてもらいました。


遡行再開し二俣を左に入ると窟状のゴルジュが現れました。とても登れない滝に行く手を阻まれていますが、ここは一見の価値ありです。こんな小さな谷にこれだけのゴルジュを穿つ水の力には毎度のことながら驚かされます。



ここは少し戻って左岸巻き。次に現れる10m滝でいい時間になったので遡行を打ち切ります。

植林帯まで少し戻って右岸の尾根を200mほど登ったらモノレールの軌道。あとは軌道に沿って急降下していくと駐車地にドンピシャで降り立ちました。下部の倒木地獄は右に躱しながらうまくやり過ごせました。


初見の大栃谷は小粒でありながらピリッと楽しめるところもあり中々いい谷でした。初級者と一緒にワイワイいくのにいいかもしれません。
ご一緒頂いたメンバーの皆様ありがとうございました。
記)たろー
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