大峰 上多古川本谷 沢登り 2022.07.17-18

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多古の滝


<メンバー>
たろー、なべちゃん、いさお、ふみふみ、けい、しま、miu

<コース:1日目>
駐車地(9:00)~林道終点・矢納谷出合(9:25)~茶屋ン谷出合(10:30)~多古滝(10:40)~洞門滝下(11:00)~幸次郎窟・昼食(11:45~12:20)~煙突滝下(13:40)~多治良淵(15:30)~竹林院谷出合(16:40)~阿古滝谷出合(17:50)泊


 大峰の上多古川本谷へ行ってきました。「こうだこ」と読むらしいです。なんだかんだ大峰の沢は初めてで、楽しみです!調べるとほぼ日帰りの記録でしたが、10時間以上はかかってるぽかったので、余裕を見て、私たちは1泊の行程です。

 車は林道途中にあった、5台ちょつと停めれらる広いスペースに停めさせて貰い、スタート。1km程度歩き入渓、最初から大きな滝が迎えますが、左側の登山道に合流し巻きます。すぐ登山道から右にそれて沢に復帰します。

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林道終点

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天竜滝

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右から巻いたかな

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これも右から

 この沢は谷が大きいため、沢幅が広く、かつ大きな岩が多いので、ルート取りに手間取りました。小滝を超えたり、穴を抜けたりして、多古の滝へ。右側から簡単に登れます。

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自然林が美しい

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ここから行けるんじゃない?

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体が引っかかる・・

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ここはどうだろう

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多古の滝

 次の双竜の滝は右側から簡単に巻けます。直ぐに銅門の滝があり、大きくとても立派です。滝正面の岩の上から左にロープが見えるので、そこから巻きます。

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双竜の滝

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洞門の滝が見える

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洞門の滝

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滝に打たれるなべちゃん

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滝の前のリッジに取り付き

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ルンゼを詰めると

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落ち口に出ました

 次に幸次郎窟が表れます。スケールを大きさは圧巻です。奥に滝がありますが、登れそうにないので、手前の右のルンゼから登ります。

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幸次郎窟

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幸次郎窟の奥の斜滝

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幸次郎窟の巻き、残置ロープあり

 次の斜瀑は登られている人がいらっしゃるみたいですが、左から巻きます。残置ロープが見えるのでそこから巻きますが、途中の岩壁がいやらしくロープを出して登りました。過去の記録を見るとそこにも残置があったぽいですが、無くなっている模様。

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8m斜滝、登れません・・・

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巻きルート、ロープを出した

 復帰すると煙突の滝が目の前に、面白い形の滝で、全容は近づいても見えません。左のルンゼから登ります。途中右手の尾根に上がります。足場や手がかりはたくさんありますが、右が煙突滝のゴルジュでなかなか怖く、ロープを出しました。落ち口に降りて、右側から次の滝を巻く人もいるらしいですが、降り方がよく分からかったので、そのまま左側をトラバースしながら進み、2つの滝を巻いて多治良淵手前の沢へ復帰しました。

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煙突滝

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泳いで覗きにいったけど見えず

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煙突滝の巻き、リッジ部分

 多治良淵は右側から結構登って巻きました。高巻きはこれで終わりっぽいです。そして竹林院谷出会いまでは比較的楽な道が続きます。出会いに6畳ぐらいの一等地とその手前に15畳ぐらいの少しぼこぼこしている泊適地がありましたが、とりあえずキープと言うことで進む。

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多治良淵

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竹林院谷出合付近

 竹林院谷出会いから二股まではいやらしい道が続きます。大きな滝はないが岩が大きく全然いいルートが分からず、厳しい登りや怖いトラバースを超えて進みます。過去の記録では、そんなことあんまり書いて無かったので想定外でした。もうキープ地へ戻る気は無くなり、時間をかけて二股へ辿りつきます。そして右股のちょっと先の広いスペースに居を構える。

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こんな小滝はかわいい

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なかなか小難しい・・

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阿古滝谷出合の滝

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泊地はこんな感じ

 着いたのは18時過ぎ急いでタープと焚き火の準備を。木が湿っているので焚き付けに時間がかかると思いきや、気づいたら火が着いていました。さすがいさお先生です。因みに下木に1枚板みたいな木を置いた側は、あまり燃えてくれなかったので、やはり丸太の方がいいっぽいです。空気の通り道が必要なのかな?

 さぁ準備が出来たら宴会の時間です!たろーさんの小じゃがとウイナーの炒め物やなべさんが焼き芋をご馳走して頂きました。どっちもホクホクで美味しかったです。明日の工程は短いのでダラダラと夜遅くまで楽しみました。


<コースタイム:2日目>
泊地(7:50)~阿古滝下(8:10~8:40)~阿古滝道~林道終点(11:00)~駐車地(11:20)


 2日目は8時に出発。最初からグングンと標高を上げて行きます。二股からはそこまでしんどい道はありませんでした。しばらく行くと直ぐに高い岩壁とともに阿古滝が見えて来ます。かなり圧巻です。

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阿古滝谷を詰めると

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スクリーンのような岩壁が

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阿古滝

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記念撮影

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集合写真

 岩壁沿いを左から登山道へ向かいます。基本踏み跡に沿ってテープがあるのでそれに従って進めば問題ないです。途中いやらしトラバースがありますが、道に迷わなければ、2時間ぐらいで林道に着きました。

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岩壁に沿って下降

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異空間

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小谷を詰めて稜線へ

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阿古滝道を辿る

 最後沢で水浴びしてアイシングしてゴールです。

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クールダウン

 ロープを出すところは少なかったですが、初級の割には厳しい巻きが多く、かつ立派な滝が多くて、なかなかの達成感がありました。企画して頂いたたろーさん、同行して頂いた皆さんありがとうございました。

記)しま

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