会長から出された宿題の地図~ここから3チームの冒険が始まる!!
<メンバーA班>
さっこちゃん、Zenkouさん、てるさん、やっさん
<コース>
9:30 朝明キャンプ場P ~ 10:50 中峠 ~ 11:27 水晶岳 ~
13:30 愛知川 ~ 14:10 根の平峠 ~ 15:00 朝明キャンプ場P
本日は、久しぶりの地図読み山行です。
地図はいつも持参していますが、今回はリーダーということで気合が入ります。
しかも、鈴鹿のバリルート。地図読みがどこまでできるか楽しみです。
今回のコースに含まれているバリルートは、私も未踏の地です。
私のみでなく、みんなにもバリルートに入る前から地図読みを徐々に練習し本番であるバリルートに備えてもらいました。
中峠までは、赤テープがあり分かり易いルートです。でも、皆さんテープに頼らず、地図に記載されているルートに忠実に歩こうとコンパスをフル活用しています。
その熱意もあっては、中峠に到着した時は予定の2倍の時間を費やしてしましました(^_^;)
中峠で少し休憩し、続けて水晶岳に向かいます。
水晶岳からは、いよいよバリルートです。
下り始めの尾根探しから行き成り苦戦です(^_^;)
最初の内は順調だったのですが、左右に入り組んだ尾根にまんまと騙され違う尾根で下りることに。途中出てこないハズの谷がみえ
ルートを間違えている事に気づきます。
山登りの鉄則である、道に迷った場合は基に戻ることにします。但し、激下りでしたので、激登りに変わります。
これが、道迷い時の陥るパターンの1つです(キツイ登りを戻りたくない心境)
みんなで頑張って登り返し、左右間違えた右側ではなく左側を選択し直します。進んでいくと地図の尾根と同様な地形が見えてきます。
やはり、先ほどルートが違っていたことを改めて実感します。
でも、この時点で集合時間です。まだ頑張っても1時間近くかかります。電波が繋がるところで、電話が繋がりそうなメンバーへ電話し遅れる旨を伝えます。
当初予定していたルートでは時間が掛かると判断し、早く登山道に出れるルートに変更します。そして、ようやくメンバーが待つ集合場所に到着です。
普段登山道に慣れてしまっている為、地図で地形や尾根を確認することが疎かになっていた為、ルート確認があいまいになり道迷いになってしまいました。
たまには、バリルートを歩いて地図読みをするのもいいもんですね^^
地図読み企画をしてくれた たろーさんに感謝です。
同じグループだったメンバーの方には、ご迷惑をお掛けしてしまいすみませんでした。
記:Aチーム班長 やっさん
<メンバーB班>
たろー、次郎、もっちゃん、体験Cさん
<コース>
朝明P(8:40)~カクレ尾根~ブナ清水(11:20)~根の平峠(11:45)~P807(12:05)
~上水晶谷出合(12:40~13:40)~根の平峠(14:15)~朝明P(15:10)
今年の秋の登山講習会は基本に立ち戻って地図読みです。どんな山に行こうとも、地図とコンパスを使ってしっかりと現在位置を確認できれば迷うことはありません。
今回は趣向を変えて、3班に分かれて歩くコースを設定しました。スタートとゴールはいっしょ)。3つのコースの難易度と距離を大体合わせるのに苦労しました。
最初にコンパスの使い方、整地の仕方をレクチャーした後、出発。B班は伊勢谷右岸のカクレ尾根からぶな清水を行くルートです。
根の平峠に向かう登山道から少し離れてみますが、この辺りは登山道じゃなくてもどこもしっかりと踏み跡があります。高度感のある岩場が出てきましたが体験Cさんを含めて問題なくクリア。傾斜がゆるんで優しい雰囲気になるとぶな清水の辺りに出ました。
ぶな清水で少し休憩したら根の平峠まで一旦下ります。根の平峠からも登山道を外して尾根を下り無事ゴールまで辿りつきました。予定時間に少し遅れましたが一番早い到着でした。
昼食を食べながら他の班を待っていると何とか無事全員無事集合。後は千草街道で一気に朝明まで戻りました。
歩き慣れたエリアですが少し登山道を外れるだけでそこは別世界。地図読みの重要性をみんなわかってもらえたでしょうか。参加のみなさんお疲れ様でした。
記:Bチーム班長 たろー
<メンバーC班>
ふみふみ、まる、めぐち、たばっち
<コース>
朝明駐車場-根の平峠(10:30)-P1041-P995(11:55)-P860(12:26)
-上水晶谷出合(12:50~13:40)-根の平峠(14:15)-朝明P(15:10)
例会前の地図読み勉強山行は3チームに分かれて行うことになりました。
前の週にたろーさんと下見に行った尾根は激しすぎて大人数で歩くのは困難だったので、一般登山道とバリルートをミックスしてたろーさんが3チームのお題を考えてくれました。
3チームが同じ場所からスタートして別々の道を通って歩き、愛知川のほとりの『約束の地』でお昼に再開するという壮大な計画です。
なかでもやっさんチームのお題は長距離な上難しそうです。私は比較的簡単なルートを設定してもらいラッキー(^o^)♪
朝明の駐車場から各チームがゾロゾロと一斉に歩き始めます。
まずはコンパスを地図の上に置いて地図を磁北線に合わせて回転させて、今歩いてる場所の近くの目印を探して地図と照らし合わせます。
道の方向、橋の場所、川の位置、別ルートとの分岐点などを確認。
いつも通るお馴染みの道ですが、地図上に書かれているグネグネした等高線と実際の地形の確認をしながらゆっくり歩きます。
高いところから見てグニャリが出っ張ってるのが尾根で引っ込んでるのが谷ですが、地形図を初めてみたメンバーは見慣れないグニャグニャに混乱気味です(^_^;)
たばっちチームはまずは根ノ平峠へ。稜線に出て県境尾根を南へ進み、結構な傾斜の尾根を登ります。この登山道は隣にあった道が雨のせいかえぐれてザラザラに崩壊しているので横に新たな登山道が出来ていて、間違えて旧登山道に入り込むとエライ目にあいます。
ワンピッチ登り切って一息ついたところで、登山道は左へカーブしています。地図でいうと上から下に来て右へ曲がっていくところです。
道沿いに登ってしまうといずれは御在所岳に行ってしまうので、ここから川に下りる為、西側への向かう尾根を探して進みます。
登山道ではないのではっきりした道はなく尾根芯が下がる方向、地形を見極めながら歩きやすいわずかな踏み跡を探して歩き始めました。
ここからは、地図苦手なの~とか言いながらしっかり間違いのないルートを進んでくれるふみふみ姐さんが先頭です。頼りになります!
しばらく進むとケモノの唸り声が!お食事中のイノシシに遭遇ですΣ(゚д゚lll)こちらが怯んでいると、あちらさんの方から道を譲って下さり、森の奥へと引っ込んで行ってくれました。
怖かった~_~;
よく考えたら他のチームは男子がいるのにうちのチームは女子だけです。たろーさんチームにはじろーさんというプロフェッショナルもいるのに、どうしてじろー氏をこちらに貸し出してくれなかったのだろうとリーダーの采配に文句を言いながらの行軍です。
そこからは鈴を鳴らしまくり、鳴らしすぎて私の鈴は途中でフッ飛んで紛失ヽ( ̄д ̄;)ノふみふみさんの鈴で何とか凌ぎ、無事登山道との合流点に到達。さらに川の方へと直線ルートで下らなければいけないので登山道は無視して進んでいくと、おーいという声が聞こえてきました。
たろーさんだ!
こちらも笛を吹いて返事します。声よりも笛がよく通ります。
無事合流しておやつを食べてお昼を食べてひと段落。が、待てども待てどもやっさんが来ない。なにかあったのか?時間切れで引き返しているのか?
皆んなが心配し始めた頃メンバーの携帯にやっさんチームのさっこちゃんから連絡が。間も無くやっさんチーム無事合流となりました。
迷い尾根に騙されて大変な目に遭っていたようです。お疲れ様でした(^_^;)
そこからは全員で普通の登山道を通って朝明駐車場に帰りました。
鈴鹿のバリルートを通るときには、地図とコンパスは必須ですが、熊鈴も大切だなぁと思い知らされた山行でした。
企画してくれたたろーさん、フォローしてくださった参加の皆さん、ありがとうございました( ^∀^)
木:Cチーム班長 たばっち
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