屏風滝
<メンバー> たばっち、ふみふみ、えだこ、たろー
<コース> 滝本集落(9:10)~筆捨滝(9:30)~猿手滝(10:10)~ケヤキ原滝(11:30)
~屏風滝(11:50)~亀壺の滝(12:10)~比丘尼滝(13:20)~昼食~巡視路(14:40)
~滝本集落(17:00)
今年の秋は雨が多い・・。三連休は谷川方面へ沢遠征を考えていましたがあえなく中止。唯一雨の降らなそうな17日に何とか晴れ間の出そうな南紀の日帰り沢へ転進。場所は秋終盤に取って置こうと思っていた滝本北谷に向います。
新宮を抜けてさらに小口川沿いのクネクネ道を走って滝本集落に4時間かけて到着(アルプス並?)。住む人も殆どいない(ような)集落の小さな広場に車を停め林道を歩いて筆捨滝まで歩きます。
筆捨滝は滝の規模にはそぐわない広々した滝壺(釜)を持つ美しい滝。釜の淵を歩いて滝の左側を巻いて超えます。
しばらくは巨岩のゴロゴロした谷を進むとこれも美しい猿手滝。ここは滝の右側にある巻き道を辿りますが、針金や朽ちた梯子を利用した結構危険な道・・。滝の上からはナメが始まります。たばっちは大好きなカエルを見つけてご満悦
ナメをバシャバシャ歩いていくと釜を持った斜瀑が現れます。9月中旬といっても南紀は暖かいのでスライダー。えだちゃんには相変わらずヒヤッとさせられますが楽しいなあ。
スライダー練習
スライダー本番
次は段々が美しいケヤキ原滝。南紀の滝にはその岩質からなのか独特の形をした滝が多いなあ。ここは右から大きく巻きます。そこで上から降渓してきた人と会い、お互いにびっくり。
谷がクネクネと曲がるところまで来るとこの谷のハイライト、屏風滝だ。一枚岩から白布のように流れ落ちる様はまさに屏風滝、きれいだねえ。滝の前でさっそく記念撮影。
屏風滝を右から巻くと次に現れるのは亀壺の滝。ここも傾斜の強いスラブを流れ落ちる美しい滝です。滝の下には亀壺と呼ばれる深い穴が開いています。覗いて見たけど亀はいませんでした。
亀壺の滝は左側の巻き道を使って巻きます。するとその上にはナメナメ天国が広がっていました。ナメナメ天国をずんずん進むと平凡な河原になり、その先には比丘尼滝。少し遅くなったけど比丘尼滝を眺めながらのんびり昼食にします。
比丘尼滝は右から巻き、その上の滝は流れの脇を直登すると遡行終了です。あとは巡視路を辿って滝本集落まで下ります。途中、鹿除けネットがあってややこしく、手間取りましたが最後は巡視路を使って発電所の裏にでてゴール。お疲れ様でした。
南紀随一の美渓をかわいい沢ガールと楽しく遡行する楽しい一日だったはずなのに、遠征がつぶれたショックを引きずりながら歩いていたのがメンバーにも伝わってしまったようで何とも申し訳なかったです。天気には勝てないので、行った先で思い切り楽しむという気持ちが足りませんでした。ご一緒いただいたみなさん、これに懲りずお付き合いくださいね。
たろー
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