メンバー:とりや、えだこ、やっさん、きよさん
コースタイム
○7月30日
松本市島々支所6:45---912付近軽トラに便乗8:30===二股8:50~9:00---
岩魚留小屋11:05~11:25---力水13:35~13:50---徳本峠14:45
○7月31日
徳本峠4:00---霞沢岳7:50~8:15---徳本峠11;55~12:35---
水場昼食12:55~13:50---明神14:55~15:05---上高地16:30
○7月30日(一日目)
以前から気になっていた霞沢岳、クラシックルート(新島々)という言葉にもつられ、参加させて頂くことにしました。
当日の朝の天気は雨。駐車場ではこの雨で中止にする方もみえる状況。
しかも、川は濁流でのため、コースには地図を見る限り渡渉もあり得る。「これは中止 か 場所変更かな」と思っていました。コース状況が安全であるか確認するため、リーダ toriyaさんが徳本小屋へ電話で確認します。 昨夜来られたお客さんもいるし特に問題は聞いていないとのこと。 とりあえず、合羽を着用し向かうことにします。
登山口からの約2時間は林道歩きの予定です。が、歩いている道中 登山道整備をされる方が車で通り掛かります。車を停車し、ご厚意で車が入れる場所(歩いて約1時間は掛かる場所)まで乗せて頂けるとご提案頂けました。 しかし、今回の山行はリーダtoriyaさんが40年もの間 行きたいと思い続けてきたコース。「文明の利器を使う訳にはいかないよね」と私やえだちゃん、キヨさんは目配りしながら思っていた矢先、「お願いします」と即答の方が。リーダtoriyaさんでした(^_^;) 「あれれ、歩かなくていいの? 40年の思いは?(笑)」と誰しも思っていますが、出発が遅れた分を取り戻す絶好のチャンスとばかりに、この提案に便乗することにしたようです。(因みに遅れたのは、私の寝坊が原因です。すみませんm(_ _)m)
30分は短縮できかなり、気持ちや体力にも余力ができ、緩やかな登山道を更に進んでいきます。この道は、整備された林道や木道が続く路。懸念していた渡渉はなく、橋が掛けられており安全に川を渡ることができます。
しかし、この山行でもやってくれました 「やらかし系 えだちゃん」。その場面は、雨で濡れている木道。このキーワードを聞けば分かりますよね。ご想像通り、滑りました。しかも、木道からその下に滑り落ちる程。幸い木道から下は低かったので、ケガもなく無事で良かったです^^ やれやれです(^_^;)
その後は、大きなトラブルもなく水場「ちからの水」に到着です。この直前までは急登が続いていたので、喉もカラカラ。飲むと喉も潤い、まさに「力が湧いてくる水」です。 テン場には水場がないのでここで1人2Lの給水をします。この重くなったザックは、ずっしり肩と腰食い込みます。皆の口数がめっきり減りながらも、何とか本日の宿泊場「徳本小屋のテン場」に到着です。このテン場からは、西穂高岳の絶景を眺めることができ、疲れた体を癒してくれます。
到着後、ゆっくりした後 夕食の準備に取り掛かります。今回の食担は、えだちゃんです。食担ができない自分が言うのもなんですが、やらかし系のえだちゃん。「食事大丈夫かな~」とやや不安な面もありました。
食事メニューは「親子丼」です。焼き鳥缶と親子丼の基を混ぜ、アルファ米にかけるシンプルな料理です。この工夫されたメニューのお味は…、想像以上に美味しいです^^
「えだちゃん、やるじゃん!!」 不安は解消しました^^
食後も談笑は続きましたが、翌日の朝も早いので 山の就寝時間 20時には床に就きました。
(20時を過ぎてからの話声は周りの方に迷惑を掛けるので注意しましょう ^_^;)
記).やっさん
○7月31日(二日目)
前日の朝の雨と違って、晴天の中、スタートです。
徳本峠から霞沢岳のルートは尾根に沿ってあるので、気持ちいい稜線歩きが出来るのかなと期待に胸が膨らみます。しかし、しばらく進んだあたりから、ほとんど展望のきかない蒸し暑い樹林帯とドロドロで歩きにくいルートがずーっと続きます。時折、ちらっと見える穂高連邦と涼しい風に励まされながら霞沢岳に向かいますが、K1ピーク直下の急登では、心が折れそうになりました。「ここで待ってます」宣言が出そうになりました。
何とか、K1ピークに立つと、そこは大展望が望め、前穂、奥穂、ジャン、西穂、笠、焼、乗鞍、御嶽、中央、南、蝶、常念と360°ドーンでした!K1から霞沢岳頂上までは、ルンルン気分であっという間に着いた気がします。
向かいにある焼岳が、余りにも素晴らしく見えた為か、焼岳も行っちゃう!?という声も上がったり。恐るべし鈴ハイ。
徳本峠には昼前に到着し、テントを片付け、昼食に。せっかくなので、近くの水場に移動して冷やしソーメン!暑いときには最高です!
その後、上高地の河童橋で笹船流しを楽しんだり。バス、温泉、夕食を経て、待ち合わせ場所の星川に着いたのが、日が変わる前の23時半頃。ほぼ下山した徳本峠から12時間経っていますが、その辺りも反省点かもしれません(笑)
記).きよさん
最後に・・・
クラシックルートの徳本峠、バス道路が開通する前の上高地への最短ルートはこの道でした。霞沢岳に至っては登山道もなくピークに立つこともままならず・・・
歩いて上高地に入る人も少なくなり、徳本峠の道は一時期寂れてしまいましたが、登山ブームのおかげか道は再び整備され、霞沢岳にも登山道がつきました。
登山を始めた頃、行きたくても行けなかった峠と山に今鈴ハイで行けたことは幸いでした。
林道の軽トラ便乗は・・使えるものは使う、それが私のモットーです(ウソです(^^;
反省点は行程のしんどさと快適さ?に二日目あまりにもまったりしすぎたこと。日付がとっくに変わってから帰宅したであろうメンバーも。リーダーとして申し訳なかったです。
また季節を変えて登りましょう!
記)とりや
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