【メンバー】とりや(L) たばっち パロチン みきてぃ りかさん(記)
【コースタイム】寸又峡バス停6:50→展望台(休憩)8:15→夢の吊り橋8:50→寸又峡バス停9:45
アプト奥泉駅10:35→湖上駅11:30→展望台12:30→13:10接岨峡温泉15:15→16:30千頭駅
(CTは徒歩、バス、鉄道ミックス)
特に鉄道マニアとかではない私も、大井川鐵道くらいは知ってます。
いっぺん行ってみたい。
なんならSLも乗りたい。
大井川鐵道の奥、寸又峡には温泉もあるし、ダム湖にかかる長い吊り橋も人気だとか。
でも、紅葉シーズンはすごい人出なんだよね、渋滞とかイヤだしな、
と思っていたら、鈴ハイ地下組織の鉄ちゃん部で企画あげてもらって、ラッキー✌️なんであります。
もちろん弾丸日帰りというからには、集合時間はミッドナイト1時半。
まあ、鈴ハイでは普通なんで驚きませんが(笑)
夜中の高速をひた走って、まずは大井川鐵道千頭駅に夜明け前に到着。
夜はいつしかはしらじらと明け、吐く息白くかじかむ手をこすりつつ、始発のバスに乗って、終点の寸又峡温泉へ向かいました.


バスをおり、人けのない遊歩道をにぎやかにおしゃべりしながら歩いて、観光名所の「夢の吊り橋」へ。




そして夢の吊り橋、あいにくまだ日がささない谷間なため、紅葉も鮮やかさには欠けますがそれなりに綺麗。



しかし高山の崖のトラバースや滝のへつりは何ともないくせに吊り橋の類いが怖いのはなぜなのか?
私にはよく理解できないのですが、はるか下に湖面を見下ろす夢の吊り橋は、ゆらゆら揺れてなかなかスリルあるものだったようです。

さて、お次は再びバスで、こんどは奥泉駅へ。
ここで初めて、大井川鐵道に乗り込みます。
ホームにやってきたトロッコみたいな客車に一同大興奮。





ここからダム湖に沿って上流に向かい、途中で日本で唯一現役というアプト式機関車に牽引されて、急傾斜の線路を登っていきます。この区間は日本一勾配が急な線路なんだって。
単線から複線になるいちしろ駅に停車して機関車を連結するのですが、連結の瞬間をひとめ見ようと鉄道好きたちが群がるのが面白い、、、
と思ったら、我が鉄チームリーダーとりやさんもイソイソ群れに混じっていた。

さて急坂をすごい馬力で引っ張ってくれた機関車とお別れした後、さらに進んで、やっとお目当ての絶景、湖上駅に到着です。

ここでいったん下車し、湖上駅を見下ろす高台の道路ぎわで汽車がくるのをのんびり待って見物です。
物好きにもほどがある(笑)
しかし、同じような物好きがたくさんいるのにもびっくり。
これが鉄の道というものなんですね。



ところで、あれ?うちらハイキング倶楽部とちごた?
このままではただの観光、鉄ちゃんツアーだけになっちゃうよ?
と思ったかどうかわからないけど、そこから川沿いのハイキングコースを接岨峡温泉駅まで歩いて、そこからまた鉄道に乗って帰ることになりました。




汽車の出発まで時間があるので、温泉会館でアイスを食べたり温泉にはいったり、フリーパス購入ずみにも関わらず駅でわざわざ硬券を買ってみたりして、やっと汽車に乗り込みました。






帰路はあっという間、車をとめた千頭駅まで汽車に揺られて戻ってみると、朝の暗い時にはわからなかった「きかんしゃトーマス」のキャラクターが展示されていました。
童心にかえることしばし。


でも、大井川鐵道は一部区間が天災で不通になっていて莫大な費用がかかるため復旧の目処がたたないそう。
いつか復旧したら、トーマスや蒸気機関車にも乗ってみたいなと思いました。


