<テーマ>道具
ウルトラライトハイキングにハマっていたころ、自分の装備を全て計量し、装備の吟味を行っていた。当時のバーナーセットはイワタニプリムスのカセットガス ジュニアコンパクトバーナー(CB-JCB)。安価なカセットコンロのガスを使えるし、割とコンパクトなので重宝していたが、本体だけで274gは重い。山用のバーナーは軽くていいが、コストが・・・。
で、ウルトラライトな人達がアルコールストーブを使っているという記事を見かけたので調べてみた。定番はトランギアのアルコールバーナーだが、3,000円位で110g 。うーん。
構造が簡単そうなので、自分で作れないのか?と思い、「アルコールストーブ 自作」とググってみたら、いっぱい出てくる。まずは、市販品と同形状を作ってみるが、炎がコッヘルの外へ逃げて燃焼効率が悪い。五徳の高さを変えてみてもイマイチ。MONSTERの空き缶がいいらしいという記事を見つけて作ってみたが、やっぱり納得がいくような炎にはならない。
根気強く調べていくと、トルネード式がいいことが分かった。しかも、これを作るには250mlの小さなアルミ缶が適しているみたい。コンビニやスーパーを巡って見つけました(笑)。
小さな穴を開けるドリルも購入し、試作。勢い余って指に穴が開いたりしましたが、トルネードの炎を見たときは感動しました。炎が内側に集中するので、いつも使っている100均の500mlマグカップでお湯を沸かすのに適している。試行錯誤の上に完成した防風五徳と組み合わせ、アルコール燃料50gを入れても200g丁度。
完成品を持って山頂でホットサンドを作って頂きました(^^)
しかし、これには後日談があります。
テント内でアルコールストーブを使って鍋料理を始めたのですが、気化したアルコールで目がとても痛くなりました。予備にガスバーナーを持っていたので事なきを得ましたが、それ以来アルコールストーブは使っていません・・
くろ(記)



















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