3度目の百四丈ヶ滝 たろー 2022年4月4日(月) 21:58 |
一度悪天の為、中止になった白山北部の百四丈ヶ滝鑑賞山行に参加してきました。
個人的には3度目の訪問でしたが、前回、前々回はいずれも5月だったので、早春の今はどんな感じなのか楽しみです。
最近の百四丈ヶ滝は人気スポットのようでSNSには毎週のように記録がアップされています。我々が登山口に着いた頃には10台近い車が停まっていたので、今夜の寝る場所が少し心配になりました。
導水管の尾根を登り標高を上げると笈ヶ岳、大傘山がきれいに見えます(笈ヶ岳はまた行きたいなあ)
しかり場を過ぎると白山北面の山々がバーンと広がりますが、小屋はまだまだ先。久しぶりの重荷に心が折れそうになりました。
@導水管沿いを登る A大傘山、笈ヶ岳 B白山北面の山々 C雪庇の尾根、アップダウンが堪えます |
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それでも頑張ったおかげで7人ほど追い越し、何とか小屋へたどり着くと既にたくさんのマットが敷かれ場所取りがされていました。
1階に降りて小屋補修の資材を土間に下ろし、何とか寝場所を確保します。結局、我々の後の3人で定員オーバー(20人近く泊まってたでしょうか)。それより後に来た人たちはテントを張ったり雪洞を掘ったり。
小屋の1階は雪に埋もれており、真っ暗で地下蔵のようですが、人が多くなると明るくなって少し過ごしやすくなりました。
いさおさん、特製のナベをつついてお酒を飲み、18時過ぎに早々に就寝。小屋の中は関西のおばちゃんたちのおしゃべりで賑やかでしたがそんなのも気にならない位すぐに寝てしまいました。
@小屋は2階の出入り口が見えるのみ A賑やかな小屋の中 B小屋に入りきれない人はテントを張ったり雪洞を掘ったり C夕方は雲海が広がっていました |
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日曜日は天気が下り坂の予報だったので午前中勝負の5時出発。美女坂を越えると雪原が広がります。
滝への降り口を探しながら歩いていると百四丈ヶ滝に氷ツボが見えました。
氷ツボへはバックステップを交えながら300mの下降・・。中々しびれるものがありましたが、真っ白なカールを歩いている様は別世界にいるようです。
@美女坂を登らなければ A雪原が広がる B氷ツボが見えた Cカールの中に下降します |
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1時間ほどかけてようやく氷ツボへ。前回見たよりも数倍大きくその迫力にびっくりしてしまいました。しかしどうやったらこんな物が作られるのか・・自然の不思議さに唖然とします。
空にはまだ青空が広がっており、絶景が。存分に楽しんだあとは再び登り返しの300m。これは本当にきつかった。
登り切った先には遠く日本海まで晴れ渡った空が広がっていました。
今回、小屋の収容人数、氷ツボの出来具合、天気のタイミング、すべて上手くいって素晴らしい山行になりました。いさおさん、はじめ同行してくれた皆さん、ありがとうございました。
@氷ツボ A青空と百四丈ヶ滝 B登り返しはきつい C日本海が見える |
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滝の氷壺のスケールは圧巻でした! 長身リーダーも米粒に見えるほど♪
滝がいちばんの目的でしたが それがなくても なんだかとても"美しい"景色が とても印象的でした。
オススメしたい山行にランクイン! |
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20km、累積標高 2400m 増えた体重と なまったカラダには なかなかキツかったです♪ |
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