| 風雪の焼岳 ita 2016年3月3日(木) 23:14 |
リベンジの名のもとに企画された焼岳山行。 私も冬は未踏でしたので興味深々参加致しました。 北アルプスとはいえ、森林限界が稜線まで続き、穏やかなイメージの焼岳。 しかし、今回は思っていたよりシビアなコンディションでした。
前半戦 朝日の射す樹林帯を地図読みしながら1000mの標高差を稼ぐ。 雪は程良く締まっていて、ラッセルは有るもののワカンの出番は無かった。 皆さん総じて元気に登る。
後半戦 稜線からの300m 穏やかな雪稜に見えるが、歩いてみると全面クラスト気味の気の許せないルート。 アイゼン・ピッケルワークをフルに生かせる好ルートでしたが、滑落すると上高地までまっしぐら・・・ 風雪も強まり、途中からホワイトアウト。 火口付近の雪壁は蒼氷にちかい硬さ。キックステップもおぼつかない。 全員といきませんでしたが、苦労の甲斐有って北峰登頂。リベンジなりました。 いろいろとアクシデント有り、リーダーも大変だったと思いますが、技術&体力半分 運半分で誰も欠けずに下山出来たのは幸運でした。 ちなみに同じ日に木曽駒で4件の道迷い、滑落事故が有ったそうです。 今回の経験、次に繋げれる様精進したいと思いました。 |
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