南八ヶ岳バリエーション2連敗(小同心クラック編) たろー 2020年2月3日(月) 22:30 |
昨年の赤岳主稜に続けと臨んだ南八ヶ岳バリエーション。 標的は1級の小同心クラックと2級下の石尊稜。
初日の小同心クラックはまずアプローチに魂を削られました。 恐怖の大同心基部のトラバースはトレースなし。 必死にトレースを刻み、予定時間より1時間遅れでクライミング開始。
@大同心稜を登って A大同心基部 B必死にトレースを刻む C太陽の場所が取り付きのテラス |
|
しかし、1級のはずが(我々にとって)とても難しく、2ピッチ目の途中で時間切れ敗退。後続がいなかったので懸垂下降し、来たルートを戻りました。
@やっとスタート A取り付いてみたものの・・ B時間切れで敗退、懸垂下降します C我々が刻んだトレース
|
|
アイスキャンディーフェスで賑やかな赤岳鉱泉に戻り、いさおシェフの夕食で英気を養いますが、小同心クラックよりグレードが上の石尊稜に行けるのか?って感じで戦意喪失。
疲労も濃く、明日は偵察にしようという事で就寝しましたが、これが裏目に。。
@赤岳、阿弥陀岳 A大同心、小同心 B灯りのともる赤岳鉱泉 C夜はキムチなべ |
|
2日目 石尊稜編 たろー 2020年2月3日(月) 22:51 |
疲労とモチベーション低下から朝寝をむさぼり出発したのは7時半。
約1.5時間で石尊稜の取り付きに到着しましたが、先行していた2パーティーがいずれも撤退。運よく待ち時間なしで登ってみました。
核心の下部岩壁をなべちゃんがクリアし、いさおさんが続きましたがそこで時間切れ。またまた懸垂下降し、来た道を戻りました。ちゃんと登るつもりで朝早く出ていればなあ・・と悔やまれれました。
@正面が石尊稜 A下部岩壁 Bまたしても敗退 C大同心、小同心をバックに集合写真 |
|
快晴微風という最高のコンディションでしたが、技量、体力、精神力が足りませんでした。
今までも初見でクリア出来た事は無かったので、今回は順当な敗退と言えなくもないですが、なんだかとても悔しいです。
次は欲張らず、初日はテント設営とアプローチのトレース着け、そして二日目に満を持してアタックという風にし、何とかリベンジしたいと思います。
その時はまたお付き合いください。 |
|
|